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いっちゅう【一中】🔗🔉

いっちゅう【一中】 都太夫一中(みやこだゆういつちゆう)「一中節」の略。

いっ‐ちゅう【一×籌】‐チウ🔗🔉

いっ‐ちゅう【一×籌】‐チウ 《「籌」は勝負を争うときの得点を数える道具》一つの数取り。一つのはかりごと。「此(これ)を―の末に制する事能(あた)わざれば」〈漱石・虞美人草〉

一籌を輸(ゆ)・する🔗🔉

一籌を輸(ゆ)・する 《陸游「九月六夜夢中作笑詩」から》一段階劣る。一歩譲る。「いつも彼女には―・する外はなかった」〈芥川・侏儒の言葉〉

いっちゅう‐ぶし【一中節】🔗🔉

いっちゅう‐ぶし【一中節】 浄瑠璃の流派の一。一七世紀末に京都の都太夫一中が創始。初め上方で流行し、のち江戸で栄えた。都派のほか、分派の菅野派と宇治派がある。

いっ‐ちゅうや【一昼夜】‐チウヤ🔗🔉

いっ‐ちゅうや【一昼夜】‐チウヤ まる一日。二四時間。

いっ‐ちょう【一丁】‐チヤウ🔗🔉

いっ‐ちょう【一丁】‐チヤウ [名]豆腐・刃物など一つ。→丁(ちよう) →挺(ちよう)距離・面積の単位。→丁料理などの一人前。「エビフライ―あがり」勝負事などの一回。ひと勝負。「もう―やろう」[副]《から》物事を始めるときに言う語。ひとつ思いきって。それでは。さあ。「―とりかかるか」

いっ‐ちょう【一町】‐チヤウ🔗🔉

いっ‐ちょう【一町】‐チヤウ 尺貫法の距離・面積の単位。→町(ちよう)一つの町。また、町全体。

一町に三所(みところ)🔗🔉

一町に三所(みところ) 《「一町」は、距離では六〇間(けん)、約一〇九メートル》一町の間に三か所くらいしかない。まばらなことのたとえ。一丁三所。「次第に人倫絶えて、―ばかり」〈浮・永代蔵・三〉

いっ‐ちょう【一張】‐チヤウ🔗🔉

いっ‐ちょう【一張】‐チヤウ 弓・弦楽器・幕・毛皮など一つ。→張

いっ‐ちょう【一朝】‐テウ🔗🔉

いっ‐ちょう【一朝】‐テウ [名]ある朝。ある日。「―明ければ」わずかな間。「―にして滅びる」朝廷全体。また、朝廷に仕えるすべての人。「―信仰してはじめて法流をうけ給ふ」〈平家・一〇〉[副]急に何かあるときにいう語。いったん。ひとたび。「―事あるときは、すぐ駆けつけよう」

一朝の怒りにその身を忘る🔗🔉

一朝の怒りにその身を忘る 《「論語」顔淵から》一時の怒りのために前後を忘れ、身を滅ぼすことになる。一朝の怒りに一生を過(あやま)つ。

大辞泉 ページ 978