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えんき‐せい【塩基性】🔗🔉

えんき‐せい【塩基性】 塩基としての性質を示すこと。水溶液では水素イオン指数(pH)が七より大きいときをいい、酸を中和し、赤色リトマスを青変させる。ふつうアルカリ性と同義。酸性。

えんきせい‐えん【塩基性塩】🔗🔉

えんきせい‐えん【塩基性塩】 酸と塩基との中和が完全ではなく、塩基性成分が残っている塩。

えんきせい‐がん【塩基性岩】🔗🔉

えんきせい‐がん【塩基性岩】 火成岩のうち、鉄・マグネシウム・カルシウムなどに富み、珪酸(けいさん)の含有量が比較的少なく四五〜五二パーセントである岩石。色は黒っぽい。斑糲岩(はんれいがん)・玄武岩など。基性岩。→酸性岩

えんきせい‐さんかぶつ【塩基性酸化物】‐サンクワブツ🔗🔉

えんきせい‐さんかぶつ【塩基性酸化物】‐サンクワブツ 酸と反応して塩となる酸化物。酸化カルシウムなど、一般に金属の酸化物はこれに属する。

えんきせい‐せいこうほう【塩基性製鋼法】‐セイカウハフ🔗🔉

えんきせい‐せいこうほう【塩基性製鋼法】‐セイカウハフ ドロマイト・マグネシアなどの塩基性の耐火材を用いた製鋼法の総称。

えんきせい‐せんりょう【塩基性染料】‐センレウ🔗🔉

えんきせい‐せんりょう【塩基性染料】‐センレウ 分子中にアミノ基やイミノ基などの塩基をもち、水溶液中で陽イオンとなる染料。絹・毛などの動物性繊維には直接染着し、木綿などには媒染する。オーラミン・マラカイトグリーン・メチレンブルーなど。カチオン染料。

えんきせい‐たんさんどう【塩基性炭酸銅】🔗🔉

えんきせい‐たんさんどう【塩基性炭酸銅】 炭酸銅の塩基性塩。銅製品などの表面に生じる緑青(ろくしよう)の主成分。孔雀(くじやく)石、または藍銅(らんどう)鉱として産する。

えんきせい‐たんさんなまり【塩基性炭酸鉛】🔗🔉

えんきせい‐たんさんなまり【塩基性炭酸鉛】 炭酸鉛の塩基性塩。無色の結晶。水には溶けない。水道用鉛管では表面にこの緻密な皮膜が生じ、内部を保護する。鉛白(えんぱく)の主成分として白色顔料に用いる。化学式 2PbCO3・Pb(OH)2

えんきせい‐ひりょう【塩基性肥料】‐ヒレウ🔗🔉

えんきせい‐ひりょう【塩基性肥料】‐ヒレウ 塩基性の反応を示す肥料。炭酸カリ・草木灰(そうもくばい)・石灰窒素・魚肥・下肥など。

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