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うつほものがたり【宇津保物語】🔗⭐🔉
うつほものがたり【宇津保物語】
《「うつぼものがたり」とも》平安中期の物語。二〇巻。作者未詳。源順(みなもとのしたごう)とする説もある。村上天皇のころから円融天皇のころに成立か。四代にわたる琴(きん)の名人一家の繁栄と、多くの青年貴族から求婚される貴宮(あてみや)が東宮妃となり、やがて皇位継承争いが生じることなどが描かれている。書名は、発端の「俊蔭(としかげ)」の巻に仲忠母子が木の空洞に住む話のあるのにちなむ。
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