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じっ‐けん【実験】🔗🔉

じっ‐けん【実験】 [名]スル事柄の当否などを確かめるために、実際にやってみること。また、ある理論や仮説で考えられていることが、正しいかどうかなどを実際にためしてみること。「化学の―」「―を繰り返す」「新製品の効能を―する」実際に経験すること。「自家(おのれ)が―せざる事実は、決して穿(うが)ちがたきものとや思える」〈逍遥・当世書生気質〉 [類語]試験・試行・テスト・エクスペリメント

じっけん‐かがく【実験科学】‐クワガク🔗🔉

じっけん‐かがく【実験科学】‐クワガク 実験を研究の主な方法とする科学。思考および観察だけで行われる数学・天文学以外の自然科学、および心理学。

じっけん‐がっこう【実験学校】‐ガクカウ🔗🔉

じっけん‐がっこう【実験学校】‐ガクカウ 学校教育の改善・進歩のため、新しい理論や方法などを実験的に試み、これを普及させることを目的に運営される学校。

じっけん‐きょういくがく【実験教育学】‐ケウイクガク🔗🔉

じっけん‐きょういくがく【実験教育学】‐ケウイクガク 一九世紀末から二〇世紀初頭、ドイツのモイマンやライによって提唱された教育学説。ブントの実験心理学の影響を受け、従来の思弁的教育学に対して、実験的・統計的方法に基づいた経験科学としての教育学を提唱したもの。日本には明治四〇年代に紹介された。

じっけん‐けいたいがく【実験形態学】🔗🔉

じっけん‐けいたいがく【実験形態学】 生物のある形態の機能や発現の機構を解析するために、実験的な手段を用いて研究する学問。

じっけん‐げきじょう【実験劇場】‐ゲキヂヤウ🔗🔉

じっけん‐げきじょう【実験劇場】‐ゲキヂヤウ 前衛的意図で、実験的な演劇を上演する劇場。主として小劇場形式で行われる。

じっけん‐げんしょうがく【実験現象学】‐ゲンシヤウガク🔗🔉

じっけん‐げんしょうがく【実験現象学】‐ゲンシヤウガク 直接経験(現象)をあるがままにとらえ、その特性に従って記述・分類し、実験的に現象の現れる条件を明らかにしようとする心理学の立場。

じっけん‐しき【実験式】🔗🔉

じっけん‐しき【実験式】 化合物の組成を、最も簡単な原子数の比で示した化学式。例えば、ぶどう糖C6H12O6 の実験式はCH2O である。組成式。

じっけん‐しゅぎ【実験主義】🔗🔉

じっけん‐しゅぎ【実験主義】 真理を具体的な経験でとらえようとする立場。デューイが主張する認識論上の立場。感覚的要素は特定の目的の実現を目ざす観念に導かれた積極的行為によってのみとらえられるもので、このような実験的態度がなければ意義をもたないとする説。実験的経験論。→インストルメンタリズム

じっけん‐しょうせつ【実験小説】‐セウセツ🔗🔉

じっけん‐しょうせつ【実験小説】‐セウセツ ゾラの主張した小説の方法論。自然科学者が実験を行うように、一定の遺伝的素質をもった人間がある社会環境のもとでいかに生きるかを客観的に分析して描こうとするもの。日本では、小杉天外・永井荷風らの作品にその影響がみられる。前衛的な手法を用い、文学の可能性を実験的に追求しようとする小説の総称。

じっけん‐しんりがく【実験心理学】🔗🔉

じっけん‐しんりがく【実験心理学】 精神現象および行動の研究に実験的方法を用いる心理学。方法による区分なので、研究領域は限定されないが、一般に知覚や学習についての基礎的研究をさすことが多い。

じっけん‐すいそう【実験水槽】‐スイサウ🔗🔉

じっけん‐すいそう【実験水槽】‐スイサウ 実験用の中・大型の水槽。水力学の実験や流体の実験などに用いられる。

じっけん‐だい【実験台】🔗🔉

じっけん‐だい【実験台】 実験器具や材料などをのせる台。実験の対象になるもの。「新療法の―になる」

じっけん‐てき【実験的】🔗🔉

じっけん‐てき【実験的】 [形動]試みに行ってみるさま。「―な段階」

じっけん‐どうぶつ【実験動物】🔗🔉

じっけん‐どうぶつ【実験動物】 医学その他の研究に用いるために飼育し、繁殖させている動物。猿・犬・ウサギ・モルモットなど。

じっけん‐ぶつりがく【実験物理学】🔗🔉

じっけん‐ぶつりがく【実験物理学】 実験で得られた結果から物理法則を探求し、理論の正当性を確かめる物理学の一分野。→理論物理学

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