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お‐ゆどの【△御湯殿】🔗🔉

お‐ゆどの【御湯殿】 「湯殿」の尊敬語・丁寧語。清涼殿の北西、後涼殿に続く渡殿(わたどの)にある、天皇が沐浴する部屋。「御湯殿の儀式」の略。御湯殿の儀式に奉仕する女房。近世、大名などの湯あみに奉仕する女。

おゆどの‐の‐うえ【△御湯殿の上】‐うへ🔗🔉

おゆどの‐の‐うえ【御湯殿の上】‐うへ 清涼殿の西廂(にしびさし)北端にある、近侍の女官の詰め所。西側に御湯殿がある。院・女院・将軍などの殿舎の、御湯殿近くにある侍女の詰め所。

おゆどののうえのにっき【御湯殿上日記】おゆどののうへのニツキ🔗🔉

おゆどののうえのにっき【御湯殿上日記】おゆどののうへのニツキ 清涼殿の御湯殿の上の間に奉仕する代々の女官がつけた仮名書きの日記。文明九年(一四七七)から貞享四年(一六八七)のものが伝存。宮中儀式や女房詞などを知るうえで貴重な史料。

おゆどの‐の‐ぎしき【△御湯殿の儀式】🔗🔉

おゆどの‐の‐ぎしき【御湯殿の儀式】 皇子誕生のとき、吉日を選んで産湯(うぶゆ)を使わせる儀式。御湯殿始め。「―をはじめて、御弦打ち、書(ふみ)読む人も」〈夜の寝覚・五〉

おゆどの‐はじめ【△御湯殿始め】🔗🔉

おゆどの‐はじめ【御湯殿始め】 御湯殿の儀式」に同じ。鎌倉時代以降、武家で正月に行われた、その年初めて入浴する儀式。

み‐ゆ【△御湯】🔗🔉

み‐ゆ【御湯】 温泉。いでゆ。「―の上(うへ)の木群(こむら)を見れば」〈万・三二二〉湯の敬称。おゆ。「うらやましほた木切りくべいかばかり―わかすらむ秋の山里」〈右京大夫集〉巫女(みこ)が神前で熱湯にササの葉を浸し、身にふりかけて祈ること。湯だて。「幸を神に祈るとて、巫子祝部を召しあつめて―をたてまつる」〈読・雨月・吉備津の釜〉

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