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れい‐ぎ【礼儀】🔗⭐🔉
れい‐ぎ【礼儀】
人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動様式。特に、敬意を表す作法。「―にかなう」「―正しい人」「親しき中にも―あり」「―作法」
謝礼。報謝。「それは―いかほど入り候はんや」〈咄・醒睡笑・三〉
[用法]礼儀・作法――「物を食べながら人に会うのは礼儀(作法)に反する」のように、人と接する時の態度の意では相通じて用いられる。◇「礼儀」は対人関係での気配りや敬意、慎しみの気持ちにもとづく行動の規範である。「作法」は対人関係に限らず、礼儀にかなった一定の行動のしかたを言う。◇「年賀状をもらったら返事を出すのが礼儀だ」は「作法」では言えないし、「お茶の作法を覚える」を「礼儀」とは言えない。◇「作法を知らない」と言えば単にその知識がないだけである場合も多いが、「礼儀を知らない」では、敬意や慎しみの気持ちがなく、常識に欠けることを非難する意が含まれてくる。◇類似の語に「行儀」がある。「行儀の悪い子」「行儀よくすわっている」のように、礼儀にかなった立ち居のしかたの意で使う。


れいぎるいてん【礼儀類典】🔗⭐🔉
れいぎるいてん【礼儀類典】
江戸中期の有職故実書。五一〇巻、首巻一巻、目録一巻、図絵三巻。宝永七年(一七一〇)完成。徳川光圀が水戸藩の修史事業の一環として編纂(へんさん)させた、朝廷での儀式に関する諸史料を収録したもの。
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