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いな‐むしろ【稲×筵】🔗🔉

いな‐むしろ【稲×筵】 [名]稲のわらで編んだむしろ。「秋の田のかりねの床の―月宿れどもしける露かな」〈新古今・秋上〉稲が実って倒れ伏したようす。また、そのように乱れたもののたとえ。「夕露の玉しく小田の―かぶす穂末に月ぞすみける」〈山家集・上〉〔枕〕「川」にかかる。かかり方未詳。一説に「寝筵(いねむしろ)」の意とされ、古代はそれを皮で作ったので同音の「川」にかかるともいう。「―川に向き立ち」〈万・一五二〇〉

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