複数辞典一括検索+

エックス‐せん【X線】🔗🔉

エックス‐せん【X線】 高速の陰極線が陽極に衝突したときに発生する放射線。電磁波のうち、波長は紫外線より短く、γ(ガンマ)線より長いもので、100〜0・01オングストローム程度。透過力が強く、また干渉・回折などの現象を起こす。病気の診断、結晶構造の研究、スペクトル分析などに利用。一八九五年、ドイツの物理学者レントゲンが発見、未知の放射線の意味でX線と命名した。レントゲン線。X光線。

エックスせん‐かいせつ【X線回折】‐クワイセツ🔗🔉

エックスせん‐かいせつ【X線回折】‐クワイセツ X線が示す回折現象。また、これを利用して、物体の原子配列や非晶質・液体の構造などを調べること。

エックスせん‐かん【X線管】‐クワン🔗🔉

エックスせん‐かん【X線管】‐クワン X線を発生させるための真空管。陰極と対陰極(陽極)を備えた二極真空管で、電子線を高電圧で加速し、陽極に衝突させるもの。

エックスせん‐しゃしん【X線写真】🔗🔉

エックスせん‐しゃしん【X線写真】 X線を光源として用いた写真。直接目で見えない物体内部の透過像を得ることができる。疾病の発見、美術品の鑑定、結晶構造の研究などに利用。レントゲン写真。

エックスせん‐スペクトル【X線スペクトル】🔗🔉

エックスせん‐スペクトル【X線スペクトル】 物質にX線または電子線を当てたときに、物質から放出される電磁波のスペクトル。組成分析に利用。

エックスせん‐せい【X線星】🔗🔉

エックスせん‐せい【X線星】 X線天体

エックスせん‐てんたい【X線天体】🔗🔉

エックスせん‐てんたい【X線天体】 X線を強く放射している天体。恒星と中性子星・ブラックホールなどとの近接連星や、超新星の残骸、クェーサー、セイファート銀河などがある。太陽などの恒星も、弱いX線を放射している。

エックスせん‐てんもんがく【X線天文学】🔗🔉

エックスせん‐てんもんがく【X線天文学】 太陽系外の天体から来るX線を観測し、その天体を研究する天文学の一分野。X線は大気に吸収されて地上まで届かないので、観測は人工衛星を利用して大気圏外で行われる。

エックスせん‐りょうほう【X線療法】‐レウハフ🔗🔉

エックスせん‐りょうほう【X線療法】‐レウハフ X線を照射して行う治療方法。癌(がん)などに用いる。

大辞泉X線で始まるの検索結果 1-9