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しんでん‐づくり【寝殿造】🔗⭐🔉
しんでん‐づくり【寝殿造】
平安時代の貴族住宅の形式。中央に南面して寝殿を建て、その左右背後に対屋たいのやを設け、寝殿と対屋は廊(渡殿)で連絡し、寝殿の南庭を隔てて池を作り中島を築き、池に臨んで釣殿を設ける。邸の四方に築垣を設け、東西に門を開く。南庭と門との間に中門を設けて出入の用に供する。寝殿・対屋は周囲に蔀戸しとみどを釣り、妻戸を設け、室内は板敷とし、簾すだれ・壁代かべしろ・几帳きちょう・帳台などを用いた。
寝殿造
⇒しん‐でん【寝殿】

広辞苑 ページ 10278 での【寝殿造】単語。