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ず【図】🔗🔉

(呉音) ①えがいた形。え。絵画。「―で示す」 ②様子。光景。好色一代女2「嶋原の門口につひに見ぬ―なることあり」。「見られた―ではない」 ③地図。日葡辞書「セカイノヅ」 ④〔数〕面・線・点などの、ある集合から成る形。 ⑤〔心〕紙面に描かれた図形を見るとき図形に当たる部分が、一つのまとまりをもって他の領域に比べて浮き上がって見える場合、前者を図(図柄)、後者を地(地面じづら)という。 図(図柄と地面) ⑥たくらみ。はかりごと。おあつらえむきの状況。思うつぼ。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「九郎兵衛を下しもへくだしたあとでの事と思うたが―へいかぬ」 ⑦〔音〕十二律の各音階の正しい調子を表したもの。徒然草「当寺の楽は、よく―をしらべあはせ」 ⇒図がない ⇒図に当たる ⇒図に乗る

広辞苑 ページ 10359 での単語。