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すい‐ぎん【水銀】🔗🔉

すい‐ぎん水銀】 (mercury)金属元素の一種。元素記号Hg 原子番号80。原子量200.6。辰砂しんしゃを焼いて得る。常温で液体である唯一の金属。セ氏356.6度で沸騰し、セ氏マイナス38.84度で固化する。硝酸には容易に溶解し、また、金属と合金(アマルガム)をつくることが容易である。蒸気は有毒。金の精錬、温度計、各種の水銀塩(昇汞しょうこう・甘汞かんこうなど)・火薬(雷汞らいこう)・硫化水銀(赤色顔料)などの製造に用いる。日葡辞書「スイギン、ミズカネ」→水銀中毒⇒すいぎん‐おんどけい【水銀温度計】 ⇒すいぎん‐かくさんポンプ【水銀拡散ポンプ】 ⇒すいぎん‐きあつけい【水銀気圧計】 ⇒すいぎん‐くうきポンプ【水銀空気ポンプ】 ⇒すいぎん‐こうこう【水銀硬膏】 ⇒すいぎん‐ざい【水銀剤】 ⇒すいぎん‐せいりゅうき【水銀整流器】 ⇒すいぎん‐ちゅう【水銀柱】 ⇒すいぎん‐ちゅうどく【水銀中毒】 ⇒すいぎん‐でんち【水銀電池】 ⇒すいぎん‐とう【水銀灯】 ⇒すいぎん‐なんこう【水銀軟膏】

広辞苑 ページ 10377 での水銀単語。