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すい‐こ【出挙】🔗🔉

すい‐こ出挙】 (「出」は貸付、「挙」は回収の意)古代の利子付き消費貸借。国が行う公出挙くすいこは、春に官稲を農民に貸し付け、秋に3〜5割の利稲と共に回収。名目は営農資金であったが、奈良中期から利稲収入を目的とする租税的色彩を強めた。寺社や貴族・豪族の行う私出挙は、稲のほか銭や物も貸し、年5〜10割の利子を公認された。↔借貸しゃくたい⇒すいこ‐せん【出挙銭】 ⇒すいこ‐ちょう【出挙帳】 ⇒すいこ‐とう【出挙稲】

広辞苑 ページ 10382 での出挙単語。