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いしやまでら‐えんぎ【石山寺縁起】🔗🔉

いしやまでら‐えんぎ石山寺縁起】 石山寺草創の縁起と種々の霊験を説いた絵巻。7巻33段。本文は正中(1324〜1326)年間に書かれたが、絵巻としての完成は後代に及ぶ。第1・2・3巻は14世紀後半、詞書は石山寺座主杲守こうしゅの筆跡、絵は高階隆兼一派の作風を示して秀作。第5巻も同時期で、詞は冷泉為重、絵は粟田口隆光と伝承。第4巻は1497年(明応6)三条西実隆の詞、土佐光信の絵。第6・7巻は江戸時代、飛鳥井雅章の詞に谷文晁が絵を補った。 ⇒いしやま【石山】

広辞苑 ページ 1040 での石山寺縁起単語。