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スコラ‐がく【スコラ学】🔗⭐🔉
スコラ‐がく【スコラ学】
(scholasticism)中世ヨーロッパの教会・修道院付属の学校や大学の教師などの研究した学問。多様な領域にわたったが、人文科学と神学が中心。その目的は聖書の啓示を理性的に弁証することにあり、方法論としては講読・討論とそれを支える弁証論、アリストテレス的論証が採用されたが、プラトン的な内的な方法や神秘的傾向も認められる。初期(9〜12世紀)の代表者はエリウゲナ・アベラール・アンセルムス、盛期(13世紀)はアルベルトゥス=マグヌス・トマス=アクィナス・ボナヴェントゥラ、後期(14〜15世紀前半)はドゥンス=スコトゥス・オッカム、近世への過渡期(15世紀後半〜17世紀)はスアレス。煩瑣はんさ哲学。スコラ哲学。→新スコラ学。
⇒スコラ【schola ラテン】
広辞苑 ページ 10548 での【スコラ学】単語。