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○鼈が時をつくるすっぽんがときをつくる🔗🔉

○鼈が時をつくるすっぽんがときをつくる (声を出さない鼈が、鶏のように時を告げることはないことから)世にあるはずのない事のたとえ。 ⇒すっぽん【鼈】 すっぽん‐たけ鼈茸】 担子菌類のきのこ。鶏卵大の白色寒天質の球状体から、鐘状の傘をのせた茎が生ずる。傘は異臭ある緑褐色の粘液を有し、茎は円柱状中空で白色、蝋細工に似る。 ⇒すっぽん【鼈】 すっぽん‐に鼈煮】 ①スッポンを煮たもの。 ②ナマズ・エイなどを濃厚な味の汁で笹がき牛蒡ごぼうなどと共に煮て、スッポンの味に似せたもの。すっぽんもどき。 ⇒すっぽん【鼈】 すっ‐ぽんぽん素っぽんぽん】 身に何もまとっていないさま。全裸。 すっぽん‐もどき鼈擬き】 スッポンモドキ科の淡水性のカメで、この科唯一の種。甲長50センチメートルに達する。スッポン類と普通のカメ類との中間的な特徴を持ち、完全な箱状の甲羅を持ちながら表面が軟らかい皮膚でおおわれ、四肢は鰭ひれ状に変形、爪が2本ずつしかない。ニューギニア南部とオーストラリア北端部だけに分布。 スッポンモドキ 提供:東京動物園協会 ⇒すっぽん【鼈】 す‐で素手】 ①手に何物をも持たないこと。特に、刃物を持っていないこと。からて。空手くうしゅ。「―で立ち向かう」「―でつかむ」 ②出かけて何の成果・土産もなく帰ること。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「首か姫かどちらでも、―では帰らぬ思案せよと」 ず‐て (打消の助動詞ズの連用形に接続助詞テが付いたもの)…ないで。万葉集5「しきたへの枕さら―夢にし見えむ」 ステアリンstearin】 〔化〕ステアリン酸のグリセリン‐エステル。白色粉末で、脂肪の成分をなす。 ⇒ステアリン‐さん【ステアリン酸】 ステアリングsteering】 ①自動車や船舶の方向転換。「―‐ギア」 ②自動車のハンドル。ステアリング‐ホイール。また、ハンドルの切れぐあい。 ステアリン‐さんステアリン酸】 (stearic acid)分子式C17H35COOH 飽和脂肪酸の一つ。無臭・白色の結晶体で、蝋燭ろうそく・石鹸・軟膏・座薬などの製造原料。 ⇒ステアリン【stearin】 ステイstay】 ①滞在すること。「ホーム‐―」 ②⇒ステー⇒ステイ‐オン‐タブ【stay-on tab】 スティーヴンLeslie Stephen】 イギリスの著述家。作家V.ウルフの父。評論「18世紀イギリス思想史」があるほか、「英国国民伝記辞典」を編集。(1832〜1904) スティーヴンズWallace Stevens】 アメリカの詩人。保険会社に勤めながら思索的な詩を書き、40歳を過ぎてから出版。「詩人のための詩人」と称された。詩集「青いギターを持った男」など。(1879〜1955) スティーヴンソンGeorge Stephenson】 イギリスの技術者。デイヴィーとは独立に炭坑の安全灯を発明。また、蒸気機関車の営業運転に史上初めて成功。(1781〜1848) スティーヴンソンRobert Louis Stevenson】 スコットランドの小説家・随筆家。冒険的な題材と流麗な文体で広く愛好される。作「宝島」「ジーキル博士とハイド氏」「少年誘拐」「バラントレー家の若殿」など。(1850〜1894) スティーグリッツAlfred Stieglitz】 アメリカの写真家。近代写真の父といわれ、写真家集団「フォトセッション」を主宰し、「カメラ‐ワーク」誌を創刊。代表作「終点」「三等船客」など。(1864〜1946) スティールsteel⇒スチール ステイ‐オン‐タブstay-on tab】 缶を開けたあとも容器から離れない仕組みのプルタブ。 ⇒ステイ【stay】 スティグマstigma】 社会における多数者の側が、自分たちとは異なる特徴をもつ個人や集団に押しつける否定的な評価。身体・性別・人種に関わるものなど。 すて‐いし捨石・棄石】 ①築庭で、風致を添えるために所々にさりげなく置かれた自然石。 ②堤防・橋脚などを造る時、護岸または水勢を殺ぐために水中に投入する石。 ③鉱山・炭鉱で、採掘・掘進などの際に生じ、棄てられる無価値の岩石。ぼた。ずり。廃石。 ④囲碁で、取られることを承知で、作戦として打つ石。 ⑤転じて、さしあたって効果はないが、将来役立つことを予想してする予備的行為や、その要員。「―となる覚悟」 ⇒すていし‐ぼうはてい【捨石防波堤】 すていし‐ぼうはてい捨石防波堤‥バウ‥ 捨石2を積んで造った防波堤。 ⇒すて‐いし【捨石・棄石】 スティックstick】 ①棒。棒状のもの。 ②ホッケー・アイス‐ホッケー用の木製の打棒。 ③スキー用の杖。ストック。 ④打楽器などの演奏で、発音体を叩くのに使われる木製の棒。撥ばちずでい‐どう (→)「ずでんどう」に同じ。狂言、附子ぶす「―と投げられてござるによつて」 ステイヤーstayer】 持久力のある長距離選手。また、長距離を得意とする競走馬。 すて‐いん捨印】 証書などで、訂正を予期して欄外に押しておく印。 すて‐うき捨て浮き】 日本泳法の能島流のじまりゅうの浮身の技。手足をひらいて八文字にして浮くこと。 すて‐うちわ捨団扇‥ウチハ 秋になって捨てられた団扇。〈[季]秋〉 すて‐うり捨て売り】 損失をかまわず安値で売ること。なげうり。 ステーstay】 ①帆柱の支索ささえづな。 ②建築で、支柱。うけ木。 ③ボイラーを構成する各板を補強するための板または管。ひかえ。 ④⇒ステイ ステーキsteak】 ①肉や魚の厚めの切り身を焼いた料理。 ②特に、ビーフ‐ステーキの略。 ステークスstakes】 競馬で、馬主の払った特別の出馬登録料を賞金に加えるレース。元来は、馬主同士が賭け金を積み、勝ち馬の馬主がそれを取るレースをいった。特別賞金レース。 ステーク‐ホルダーstakeholder】 (「賭金預り人」の意)企業に利害関係を持つ人や組織。社員・株主・取引先のほか、消費者や地域住民を含めることもある。 ステージstage】 ①舞台。演壇。 ②段階。程度。「ライフ‐―」 ⇒ステージ‐ダンス【stage dance】 ステージ‐ダンスstage dance】 社交ダンスに対して、舞台上で観客に見せるダンス。舞台舞踊。 ⇒ステージ【stage】 ステーショナリーstationery】 文房具。 ステーションstation】 ①停車場。駅。「ターミナル‐―」 ②ある仕事を引き受ける拠点。「サービス‐―」「キー‐―」 ⇒ステーション‐ホテル ⇒ステーション‐ワゴン【station-wagon】 ステーション‐ホテル (和製語station hotel)鉄道の駅の建物内や近辺にあるホテル。 ⇒ステーション【station】 ステーション‐ワゴンstation-wagon】 セダンの車体後方を拡張して、荷物を積み込めるようにした乗用車。ワゴン車。→自動車(図) ⇒ステーション【station】 ステーターstator】 〔機〕(→)固定子こていしに同じ。 ステータスstatus】 身分。社会的な地位・階級。 ⇒ステータス‐シンボル【status symbol】 ステータス‐シンボルstatus symbol】 社会的な地位の高さを象徴する所有物や習慣。 ⇒ステータス【status】 ステーツマンstatesman】 政治家。 ズデーテンSudeten ドイツ】 ポーランド南西部シレジア地方とチェコのボヘミア地方との境界をなす山脈およびその地方。かつて多くのドイツ人が居住し、第二次大戦前に領土問題が生じた。チェコ語名スデーティ。 ステートstate】 ①国。国家。 ②(アメリカ・オーストラリアなどの)州。 ⇒ステート‐アマチュア【state amateur】 ステート‐アマチュアstate amateur】 国家が養成するスポーツ選手の俗称。 ⇒ステート【state】 ステートメントstatement】 声明。声明書。 ステープラーstapler(→)ホッチキス2に同じ。 ステープル‐ファイバーstaple fiber】 化学繊維を短く切り、適当なカールを与えたもの。略称、スフ。 ステーンJan Steen】 オランダの風俗画家。農民や市民の生活情景を物語的にユーモアと愛情をこめて表現。(1626頃〜1679) すて‐おうぎ捨扇‥アフギ 秋になって捨てられた扇。秋扇あきおうぎ。忘れ扇。〈[季]秋〉 すて‐お・く捨て置く】 〔他五〕 そのままにしてかえりみない。放置する。「このまま―・いては大事故になる」 すて‐おぶね捨て小舟‥ヲ‥ 乗り捨てた舟。乗る人がなくてうち捨てた舟。頼りのない身の上にたとえる。すてぶね。太平記13「わが身かく引く人もなき―の如く」 すて‐かがり捨篝】 昔の戦陣で、陣所から数町隔てた前方に番人を置かずに焚いたかがり火。 すて‐がき捨て書き】 筆にまかせて書くこと。注意しないで書くこと。また、その書いたもの。なぐりがき。 すて‐か・く捨て書く】 〔他四〕 無造作に書く。源氏物語末摘花「白き紙に―・い給へるしもぞ、なかなかをかしげなる」 すて‐がな捨て仮名】 ①漢文を訓読する時に、漢字の下に小さく添えて書く送り仮名。すけがな。 ②促音・拗音などを表すのに用いる小さな字。「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」「ィ」「ォ」の類。 すて‐がね捨て金】 ①無駄に費やす金銭。使っても役に立たない金。むだがね。すてきん。 ②返済を期待しないで貸す金。 ③遊女の身請け、または奉公人の雇入れなどに、支度金として前渡しする金。好色一代男3「柳の馬場の縫箔屋のおさつといへるを―百五十両」 すて‐がね捨て鐘】 ①時の鐘をつき鳴らす前に、注意を与えるため、定数のほかにつき鳴らす鐘の音。江戸では三つ、京坂では一つついた。 ②定まった回数の中に加えない回数。 すて‐かまり捨屈】 戦場で、軍隊が退却する際に伏屈ふせかまりの兵を残して置き、敵が近づく時、敵の頭立ったものを遠矢または鉄砲で狙撃そげきさせたもの。 すて‐がみ捨て髪】 新生児の産毛うぶげをそぎすてたもの。 すて‐かわらけ捨土器‥カハラケ 酒器からしたたるしずくを受けるかわらけ。したかわらけ。 すて‐かんばん捨て看板】 路上に置きそのまま放置する看板。すてかん。 す‐てき素敵】 (「素敵」は当て字。「素的」「素適」とも書く。テキは接尾語) ①自分の好みに合っていて、心をひきつけられるさま。すばらしいさま。浮世床「壱歩出しやア―なやつが買へらアな」。「―な人」 ②程度や分量がはなはだしいさま。ぎょうさんなさま。浮世床「―と並べやあがつた」 ⇒すてき‐めっぽう【素敵滅法】 すて‐ぎ捨木・棄木(→)籌木ちゅうぎ2に同じ。 すてき‐めっぽう素敵滅法‥ポフ 「素敵」の意を強めていう語。 ⇒す‐てき【素敵】 すて‐きん捨て金⇒すてがね すて‐ぐさ捨て草】 抜きすてた草。また、無用のもののたとえ。謡曲、松風「海人あまの―いたづらに朽ち増さり行く袂かな」 すて‐ぐすり捨て薬】 効力を疑いながら、気休めに飲む薬。 すて‐ご捨て子・棄子・棄児】 親などが、幼児を人知れず捨てること。また、その捨てられた子。今昔物語集19「貧しき女の―を取りて」 すて‐ご捨て蚕】 病気になった蚕を見付け出し捨てること。また、その蚕。〈[季]春〉 ステゴサウルスStegosaurus ラテン】 恐竜の剣竜の一つ。ジュラ紀後期の北アメリカに生息した。頭が小さく、背には互い違いに2列に並ぶ大きな骨板があり、尾の先に鋭い刺とげを持つ。体長最大約9メートル。 ステゴサウルス すて‐ことば捨て詞(→)「すてぜりふ」2に同じ。人情本、春色辰巳園「芸者女郎が口くせに、ごゆるりなどと―」 ステゴドンStegodon ラテン】 絶滅した化石ゾウ類(長鼻目)。ゾウ類の進化段階としては中間的で、中国南部で進化し、そこからインド・マレー諸島・日本などに拡がったと考えられる。化石はこれらの地域の鮮新世から更新世の地層で発掘される。 すて‐ごま捨駒】 将棋で、局面を有利に展開していくため、相手に取られることを承知の上で打つ駒。 すて‐ごろし捨て殺し】 危急を救わないで見殺しにすること。

広辞苑 ページ 10620 での○鼈が時をつくる単語。