○世帯仏法腹念仏せたいぶっぽうはらねんぶつ
仏法も念仏も、衣食のためにするものにほかならないという意。「世帯仏法」とも。浄瑠璃、今宮の心中「―、口に食ふが一大事」
⇒せ‐たい【世帯】
せたい‐もち【
世帯持ち】
一戸を構えて独立の生計をたてること。また、その人。しょたいもち。日本永代蔵
4「下人一人もつかはぬは、―とは申さぬなり」
⇒せ‐たい【世帯】
せたい‐やぶり【
世帯破り】
夫婦別れをした者。特に女にいう。しょたいやぶり。西鶴織留
6「乳母に出る奉公人を見るに、大かたは―」
⇒せ‐たい【世帯】
せたい‐わり【
世帯割】
負担すべき金額を、世帯を単位として均等に割り当てること。
⇒せ‐たい【世帯】