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いたち‐しだ【鼬羊歯】🔗⭐🔉
いたち‐しだ【鼬羊歯】
オシダ科の常緑シダの一群。葉は根茎から束生し、葉身は卵形、2〜3回羽状に分岐。葉柄・羽軸に黒色で毛状で基部が袋状の鱗片を密生し、イタチの姿を思わせる。胞子嚢群は円形で、腎円形の包膜で被われる。ヒメイタチシダ・ヤマイタチシダなど。
⇒いたち【鼬・鼬鼠】
○鼬の最後っ屁いたちのさいごっぺ
鼬が追い詰められた時、悪臭を放つこと。転じて、せっぱ詰まって最後に非常手段に訴えること。また、最後に醜態をさらすこと。
⇒いたち【鼬・鼬鼠】
○鼬の無き間の貂誇りいたちのなきまのてんほこり
自分より強いものがいない間だけ威張ることのたとえ。「鼬の無き間の鼠」とも。
⇒いたち【鼬・鼬鼠】
○鼬の目陰いたちのまかげ
(鼬が人を見るときそうするという俗信から)手を眼の上にかざして遠方を見ること。
⇒いたち【鼬・鼬鼠】
○鼬の道切りいたちのみちきり
鼬が前を横切ると、交わりが絶えたり音信が絶えたりするといって忌む俗信。また、鼬は同じ道を2度通らないという俗信から、往来・交際の絶えること。「鼬の道」とも。
⇒いたち【鼬・鼬鼠】
広辞苑 ページ 1118 での【鼬羊歯】単語。