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いち【市】🔗🔉

いち】 ①品物の交換や売買を行う所。律令制では平城京・平安京に官設の東西の市を置く。中世以降、交通に便利な場所で、はじめは定期的に、やがて常設の市が開かれるようになった。万葉集7「西の―にただ独り出でて」。「―が立つ」「羽子板―」 ②人の多く集まる所。まち。市井。狂言、夷毘沙門「―の中に住んで草鞋はきものに踏み越えられ」 ⇒市が栄える ⇒市に帰するが如し ⇒市に虎あり ⇒市に虎を放つ

広辞苑 ページ 1134 での単語。