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いち‐じる・し【著し】🔗🔉

いち‐じる・し著し】 〔形ク〕 (近世以降シク活用も。古くはイチシルシと清音。一説に、イチはイツ(厳・稜威)の転。シルシは他とまぎれることなくはっきりしている意) ①神威が明らかである。源氏物語若菜下「―・き神のしるしか」 ②はっきりとわかる。源氏物語若菜上「かやうに聞きていかに―・く思ひあはせ給はん」 ③性質がはげしく、むき出しである。源平盛衰記3「入道もとより―・き人にて」

広辞苑 ページ 1163 での著し単語。