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た・ける【長ける・闌ける】🔗🔉

た・ける長ける・闌ける】 〔自下一〕[文]た・く(下二) (「たか(高)」「たけ(丈)」と同源) ①高くなる。千載和歌集釈教「朝露を日―・けて見れば跡もなし」 ②真っ盛りになる。たけなわになる。「春が―・ける」 ③盛りが過ぎる。熟し切って末に近づく。古今和歌集物名「さよふけてなかば―・けゆくひさかたの月吹きかへせ秋の山風」。天草本伊曾保物語「されど年―・けた人々はまづイソポに談合して」 ④ある方面に長ずる。円熟する。熟達する。徒然草「西大寺の静然上人、腰かがまり眉白く、まことに徳―・けたる有さまにて」。「世故せこに―・ける」「心理描写に―・けている」

広辞苑 ページ 12110 での長ける単語。