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○旅は道連れ、世は情けたびはみちづれよはなさけ🔗⭐🔉
○旅は道連れ、世は情けたびはみちづれよはなさけ
旅では道づれ同士が助け合い、世渡りでは互いに同情をもって仲よくやるのがよい。
⇒たび【旅】
た‐ひばり【田雲雀・田鷚】
スズメ目セキレイ科の鳥。小形で、スズメ大。淡褐色に暗色縦斑がある地味な羽色。冬鳥として渡来、水田・湿地・畑・海岸など樹木のない開けたところにすむ。
タヒバリ(夏羽)
撮影:小宮輝之
たび‐びと【旅人】
旅路にある人。旅行をしている人。旅客。大唐西域記長寛点「悪獣野象群れて行旅タビビトを暴そこなふ」
⇒たびびと‐ざん【旅人算】
⇒たびびと‐の‐き【旅人の木】
たびびと‐ざん【旅人算】
算数の問題の一つ。それぞれの歩く速さを与え、先に出発した人に追いつくまでの時間を求める問題(追いかけ算)、2地点を出発した二人が出会うまでの時間を求める問題(出会い算)などをいう。
⇒たび‐びと【旅人】
たびびと‐の‐き【旅人の木】
⇒りょじんぼく(旅人木)
⇒たび‐びと【旅人】
たび‐ぶし【旅臥し】
(→)「たびね」に同じ。千五百番歌合「都にて見し空の雲それを片敷く峰の―」
たび‐ぶろ【旅風呂】
携帯用の漆器乾燥箱。狂言、塗附「かやうの処では―と申す物が御座る」→風呂3
たび‐まくら【旅枕】
たびね。新古今和歌集雑「時鳥その神山の―」
たび‐まね・し【度遍し】
〔形ク〕
度数が多い。絶え間ない。万葉集19「いにしへゆ無かりし瑞しるし―・く申したまひぬ」
たび‐まわり【旅回り】‥マハリ
旅行して方々を回り歩くこと。旅役者や行商人が諸方をめぐり歩くこと。「―の一座」
たび‐みち【旅路】
旅行のみち。たびじ。和泉式部集「都出でて行く―の遠きなりけり」
たび‐もどり【旅戻り】
旅行先から帰ること。誹風柳多留初「―子を差上げて隣まで」
たび‐もの【旅物】
遠方から送られて来た野菜や魚類。
たび‐や【旅屋】
宿駅の旅宿。
たび‐やかた【旅館】
旅人の宿る家。たびやど。六百番歌合「うかれめの浮かれてありく―」
たび‐やくしゃ【旅役者】
旅から旅を巡業して歩く役者。「いはれなく君を捨てなむ別れなむ―にもまじりていなむ」(前田夕暮)
たび‐やせ【旅痩せ】
たびやつれ。
たび‐やつれ【旅窶れ】
旅のつかれで、顔などがやつれること。たびやせ。
たび‐やど【旅宿】
旅さきの宿泊。旅やどり。
たび‐やどり【旅宿り】
旅さきでやどること。また、旅の宿。たびやど。万葉集1「草枕―せすいにしへ思ひて」
たび‐ゆき【旅行き】
旅に出ること。万葉集20「―に行くと知らずて母父あもししに言申まおさずて今ぞ悔しけ」
⇒たびゆき‐ころも【旅行き衣】
たびゆき‐ころも【旅行き衣】
(→)「たびごろも」に同じ。万葉集13「泉河渡瀬わたりぜ深みわがせこが―濡れにけるかも」
⇒たび‐ゆき【旅行き】
たび‐ゆ・く【旅行く】
〔自四〕
旅へ出て行く。旅行する。たびだつ。万葉集3「すずき釣るあまとか見らむ―・くわれを」
たび‐ゆたん【旅油単】
旅行用の合羽カッパ。
た‐びょう【多病】‥ビヤウ
病気の多いこと。やみがちなこと。「才子―」
たび‐よそおい【旅装い】‥ヨソホヒ
旅行する時の装束。たびしょうぞく。旅支度。
たびらこ【田平子】
キク科の越年草。畦あぜなどに多い雑草。茎・葉からは白い汁が出る。早春に、高さ約10センチメートルの花柄を出し、黄色の舌状花だけから成る頭花を開く。春の七草の一つの「ほとけのざ」はこれをいい、若葉を食用。カワラケナ。
たびらこ
だびら‐せば【だびら狭】
刀の身の幅の狭いこと。また、そのもの。
だびら‐ひろ【だびら広】
刀の身の幅の広いこと。また、そのもの。だんびら。太平記32「七尺三寸の太刀―に作りたるを」
たびら‐ゆき【たびら雪】
(ダビラユキとも)春近くに降るうすくて大片の雪。だんびら雪。猿蓑「鶯の音に―降る」(凡兆)
た‐ひろか・す【飄掌す】
〔他四〕
手をひらひらと振る。たなごころをかえす。〈神代紀下訓注〉
ダビング【dubbing】
①(映画用語)録音されている音楽・会話・効果音などを2種以上合成し、再録音すること。
②レコード・テープなどから再録音・再録画すること。
た‐ふ【太布】
シナノキまたはコウゾの樹皮の繊維を紡いで織った布。高知・徳島両県の山間部などに産。
た‐ふ【他夫】
ほかの男。源平盛衰記25「かの女既に―に約せりと諫め申しければ」
タフ【tough】
頑強なこと。粘り強く手強いこと。「―‐ガイ」「―な交渉相手」
たぶ【髱】
⇒たぼ
タブ【tab】
①衣服の垂れ飾り。
②つまみ。「プル‐―」
③(tabulatorの略)ワープロやタイプライターで、カーソルや用紙をあらかじめ設定した位置に移動する機能。
た・ぶ【食ぶ】
〔他下二〕
⇒たべる(下一)
た・ぶ【賜ぶ・給ぶ】
〔他四〕
(タマフの約。「たうぶ」とも)
①目上の者から下の者へお与えになる。くだされる。万葉集20「昼は田―・びてぬばたまの夜の暇に摘める芹子せりこれ」。土佐日記「御船より仰せ―・ぶなり」
②目上の者に向かってのかしこまった表現などのとき、第三者に対する自己側の動作に使い、いただかせる、の意。宇津保物語忠乞「供養絶えて今日三日、わらはべに物もえ―・ばで疲れふし侍ればとり申すなり」
③(動詞の連用形または、それに「て」の付いたものに接続して)その動作を行う主体に対する尊敬の意を表す。続日本紀22「数数しばしば辞び申し―・ぶに依りて受賜はり―・ばず」。万葉集2「足ひく吾がせつとめ―・ぶべし」。太平記11「其舟ここへ寄せて―・べ」
→とうぶ
だ‐ふ【懦夫】
気の弱い男。臆病な男。いくじなし。「―をして立たしむ」
ダフ【duff】
ゴルフで、ボールの手前の地面を叩くこと。
だぶ
水の動く音。どぶん。源平盛衰記43「一人をば海中へ―と蹴入れ」
だ‐ぶ【打歩】
証券の時価が額面額以上の時の差額。うちぶ。プレミアム。
だ・ぶ【訛ぶ】
〔自上二〕
(ダムの転)
⇒たむ(訛む)。竹斎「いかにも―・びたるこゑをあげて」
タブー【taboo; tabu】
(ポリネシア語で「聖なる」の意のtabu, tapuから)超自然的な危険な力をもつ事物に対して、社会的に厳しく禁止される特定の行為。触れたり口に出したりしてはならないとされる物・事柄。禁忌。
タフォノミー【taphonomy】
古生物学の一分野。生物の死骸や痕跡が化石として保存される過程のメカニズムや地質学的・古生態学的意義を研究する。
タフ‐ガイ【tough guy】
たくましい男。手強てごわい奴。
た‐ふく【多福】
幸福の多いこと。多くの幸福。多幸。
た‐ぶさ【髻】
髪を頂に集め束ねたところ。もとどり。源平盛衰記38「首を取つて見れば、―に物を結ひ付けたり」
た‐ぶさ【手房・腕】
てくび。うで。金剛頂瑜伽中略出念誦経延久点「腕タフサ」
た‐ふさぎ【犢鼻褌・褌】
(古くは清音)肌につけて陰部をおおうもの。ふんどし。万葉集16「わが背子が―にする円石つぶれしの」
⇒たふさぎ‐いわい【褌祝】
たふさぎ‐いわい【褌祝】‥イハヒ
(→)「へこいわい」に同じ。
⇒た‐ふさぎ【犢鼻褌・褌】
たふし‐の‐さき【手節の崎】
三重県志摩半島の北東、答志とうし島のあたり。答志の崎。(歌枕)
た‐ぶせ【田廬・田伏】
田仕事をするための小屋。田の中の仮庵。万葉集8「しかとあらぬ五百代小田いおしろおだを刈り乱り―に居れば都し思ほゆ」
タフタ【tafeta ポルトガル】
光沢ある薄い平織の絹織物。婦人服・リボンなどに用いる。琥珀織こはくおり。
たぶ‐たぶ
(→)「だぶだぶ」に同じ。太平記28「巵さかずきに酒を―と受けて三度傾ぶけ」
だぶ‐だぶ
①容器にたたえた液体が揺れ動く音。また、そのさま。「ビールで腹が―になる」「水を―注ぐ」
②大きすぎたり有り余ったりしてたるんでいるさま。「―の服」
③(幼児語)湯、または水。浮世風呂3「ぼちやぼちやをすると―がはねます」
だぶ‐だぶ
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏の略。浮世風呂前「ここに―といふ僧あれば」
た‐ぶつ【他物】
他のもの。また、他人の所有物。
だ‐ぶつ【陀仏】
阿弥陀仏の上略。
だ‐ぶつ【駄物】
品質のよくないもの。つまらないもの。だもの。
だぶ‐つ・く
〔自五〕
①水などがだぶだぶする。
②着物が大きすぎて体に合わずぶかぶかする。
③金銭や商品がありあまる。「資金が―・く」
た‐ぶっけん【他物権】
所有権以外の物権のこと。用益物権と担保物権を合わせていう。
たぶて【礫】
(→)「つぶて」に同じ。万葉集8「―にも投げ越しつべき天の河隔てればかもあまたすべなき」
タフト【Robert Alphonso Taft】
アメリカの政治家。W.H.タフトの子。(1889〜1953)
⇒タフト‐ハートレー‐ほう【タフトハートレー法】
タフト【William Howard Taft】
アメリカ合衆国第27代大統領(1909〜1913)。共和党出身。フィリピン総督・陸軍長官を経て大統領に当選。中南米やアジアに対してドル外交を展開。(1857〜1930)
タフト‐ハートレー‐ほう【タフトハートレー法】‥ハフ
1947年にアメリカで制定された労働関係法。上院のR.A.タフト、下院のハートレー(F. A. Hartley1903〜1963)両労働委員会委員長の名による通称。ワグナー法が認めていた労働者の権利を制限。
⇒タフト【Robert Alphonso Taft】
ダフニス【Daphnis】
ギリシア神話で、シチリアの牧人。美男で神々やニンフたちに愛された。牧歌を初めて作ったという。
た‐ぶね【田舟】
深田で、苗・刈穂や肥料を運ぶ舟。苗舟。
田舟
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
ダフネ【Daphnē】
ギリシア神話中のアルカディアの河神の娘。アポロンが彼女を愛して追ったが、父神の助けによって月桂樹に化した。
タフネス【toughness】
心身の頑健さ。たくましさ。
たぶ‐の‐き【椨】
クスノキ科の常緑高木。暖地の、特に海岸近くに自生し、高さ15メートル余に達する。樹皮は暗白色。葉は長楕円形で肉厚く、光沢を有する。春、黄緑色の小花をつけ、球形の液果は紫黒色に熟する。葉・材に精油を含み芳香がある。材は装飾器具材、樹皮は褐色の染料、葉や樹皮から得た椨粉たぶこは線香を固める糊料。タブ。イヌグス。楠仔木。〈日葡辞書〉
タブノキ(実)
撮影:関戸 勇
た‐ぶみ【田文】
中世、一国の公領・荘園における田畠の段別および本所・領家・地頭の氏名などを詳しく記した帳簿。国衙こくがの作ったものと幕府側の作ったものとがある。大田文など。図帳。田籍。
だふ‐や【だふ屋】
(「だふ」は「札」の倒語)入場券や乗車券を買いこんで、高く売り付ける商売の人。
たぶ‐やか
十分なさま。たっぷりあるさま。源平盛衰記45「散飯さば―に取つて仏前に供へて」
タブラ【tablā ヒンディー】
北インドの太鼓。常に奏者は右手にタブラ、左手にバーヤー(bāyā)あるいはバーヤンと呼ぶ太鼓を対ついにして用いるが、両者を合わせてタブラともいう。共に片面鼓で、高音のタブラは木製胴、低音のバーヤーは素焼または金属製の胴にそれぞれ皮を張る。
たぶらか・す【誑かす】
〔他五〕
だます。まよわす。たぶろかす。源氏物語柏木「邪気ざけなんどの、人の心―・して」
タブラチュア【tablature】
(表の意)音楽を、文字や記号を用いて楽器の奏法によって記譜する方法。西洋では中世からルネサンスにかけて広く使用された。
だぶら‐もっぺ
(秋田県角館かくのだて地方で)下部までゆるやかに縫ったもんぺ。
タブラ‐ラサ【tabula rasa ラテン】
〔哲〕(文字などが消し去られた板の意)何も書いてない書き物板、つまり白紙と同じ意味で、外界の感覚的印象を何も受けとっていない心の状態を表す語。経験主義(ロック)が生得観念を否定する際に用いる。
た‐ぶり【た振り】
鷹が羽根をふるい動かすこと。〈日葡辞書〉
ダブり
二重になること。重複すること。
タブリーズ【Tabrīz】
イラン北西部にある商工業都市。東西交通路の要衝にあり、古来諸民族が侵入。イル‐ハン国などの首都。綿・皮革工業が立地、絨毯・乾果の集散地。人口136万5千(2003)。
ダブリュー【W・w】
①アルファベットの23番目の文字。
②(west)西を表す符号。
③〔化〕タングステンの元素記号(W)。
④電力の単位ワットを表す記号(W)。
⑤女性(W)。
ダブリュー‐エッチ‐オー【WHO】
(World Health Organization)世界保健機関。国連の専門機関の一つ。1948年設立。保健衛生向上のための国際協力が目的。伝染病の撲滅、衛生統計の交換などがなされる。
ダブリュー‐エフ‐ティー‐ユー【WFTU】
(World Federation of Trade Unions)世界労連(世界労働組合連盟)の略称。
ダブリュー‐シー【WC】
(water closet)便所。手洗場。トイレット。
ダブリュー‐ダブリュー‐エフ【WWF】
(World Wide Fund for Nature)世界自然保護基金。1961年に世界野生生物基金として発足し、86年に改称。稀少動植物や天然資源・生態系の保存などを助成。本部はスイスのグラン。各国に国内委員会がある。
ダブリュー‐ティー‐オー【WTO】
(World Trade Organization)世界貿易機関。
⇒ダブリューティーオー‐きょうてい【WTO協定】
ダブリューティーオー‐きょうてい【WTO協定】‥ケフ‥
(Marrakesh Agreement establishing the World Trade Organization)WTOの設立協定。1994年モロッコのマラケシュで調印。マラケシュ協定。
⇒ダブリュー‐ティー‐オー【WTO】
ダブリン【Dublin】
アイルランド共和国の首都。アイルランド島東岸のリフィー川河口に位置し、16世紀創設の大学トリニティー‐カレッジがある。機械・織物・ビール醸造などの工業が盛ん。人口49万6千(2002)。
ダブリン(1)
撮影:田沼武能
ダブリン(2)
撮影:小松義夫
たぶ・る【狂る】
〔自下二〕
常軌を逸する。万葉集17「―・れたる醜しこつ翁の言だにも」
ダブル【double】
①2重。2倍。複。
②ダブル‐ベッドの略。
③ダブル‐ブレストの略。
④ズボン裾・カフスの折返し仕立。
⑤ダブル幅の略。
⑥ダブルスの略訛。
⑦ウィスキーの量の単位。約60ミリリットル。
⇒ダブル‐オーバーヘッド‐カムシャフト【double overhead camshaft】
⇒ダブル‐カフス【double cuffs】
⇒ダブル‐カラー
⇒ダブル‐キャスト【double cast】
⇒ダブル‐クリック【double click】
⇒ダブル‐スキン【double-skin】
⇒ダブル‐スクール
⇒ダブル‐スコア【double score】
⇒ダブル‐スタンダード【double standard】
⇒ダブル‐スチール【double steal】
⇒ダブル‐チェック【double check】
⇒ダブル‐トラッキング【double tracking】
⇒ダブル‐トラック【double track】
⇒ダブル‐バインド【double bind】
⇒ダブル‐バスーン【double bassoon】
⇒ダブル‐はば【ダブル幅】
⇒ダブル‐パンチ【double-punch】
⇒ダブル‐フォールト【double fault】
⇒ダブル‐ブッキング【double-booking】
⇒ダブル‐プレー【double play】
⇒ダブル‐ブレスト【double-breasted】
⇒ダブル‐ベース【double-bass】
⇒ダブル‐ヘッダー【double-header アメリカ】
⇒ダブル‐ベッド【double bed】
⇒ダブル‐ヘリカル‐ギア【double-helical gear】
⇒ダブル‐ボギー【double bogey】
⇒ダブル‐ボタン【double-buttoned】
⇒ダブル‐リード【double reed】
⇒ダブル‐ロール【double role】
ダブ・る
〔自五〕
(ダブルを動詞化した語)
①二重になる。重複する。「文字が―・って見える」
②落第する。
③ダブル‐プレーをする。
④ダブル‐フォールトをする。
ダブル‐オーバーヘッド‐カムシャフト【double overhead camshaft】
エンジンの吸気弁・排気弁を動かす構造の一種。2本のカムシャフトがシリンダーの上部に位置し、吸気弁・排気弁を別々に開閉する。ツインカム。DOHC
⇒ダブル【double】
ダブル‐カフス【double cuffs】
カフスボタンで止める、折返し仕立ての袖口。
⇒ダブル【double】
ダブル‐カラー
(和製語)二重になった襟。また、ワイシャツなどの取りはずし可能な襟。
⇒ダブル【double】
ダブル‐キャスト【double cast】
演劇で、一つの役に二人の俳優が配されて、交代で演ずること。
⇒ダブル【double】
ダブル‐クリック【double click】
コンピューターで、クリックを素早く2度行う操作。
⇒ダブル【double】
ダブルス【doubles】
テニス・卓球などで、2人ずつ4人でする試合。複試合。↔シングルス
ダブル‐スキン【double-skin】
建物の窓や外壁を複層化した構造。窓際の温度などを快適に保ち、空調機器の負荷を低減する。
⇒ダブル【double】
ダブル‐スクール
(和製語double school)大学あるいは高校に通学するかたわら、資格習得を目指して各種学校に通うこと。
⇒ダブル【double】
ダブル‐スコア【double score】
スポーツの試合などで、一方の得点が他方の得点の2倍であること。
⇒ダブル【double】
ダブル‐スタンダード【double standard】
同一の事柄の判断に、異なる二つの基準を用いること。二重基準。
⇒ダブル【double】
ダブル‐スチール【double steal】
野球で、二人の走者が同時に盗塁すること。重盗。
⇒ダブル【double】
ダブル‐ダブル‐ダブル【WWW】
(world wide web)(→)ウェブに同じ。
ダブル‐チェック【double check】
一度点検したことを、もう一度またはもう一人が確かめること。再確認。
⇒ダブル【double】
ダブル‐トラッキング【double tracking】
同一の定期航空路に二つの航空会社が運航すること。
⇒ダブル【double】
ダブル‐トラック【double track】
スピード‐スケートで、二人の選手が別々に滑るように区分された走路。選手はバック‐ストレートで、1周ごとに内側と外側の走路を入れかわる。ダブルコース。
⇒ダブル【double】
ダブル‐バインド【double bind】
異次元の相矛盾する二つのメッセージを受け取った者が、行動不能に追いこまれた状態。二重拘束。ベイトソンが提唱。
⇒ダブル【double】
ダブル‐バスーン【double bassoon】
バスーンより1オクターブ低音の木管楽器。コントラバスーン。コントラファゴット。
⇒ダブル【double】
ダブル‐はば【ダブル幅】
シングル幅の2倍の幅の服地で、普通1.42メートル(56インチ)または1.37メートル(54インチ)のものをいう。→シングル幅→ヤール幅。
⇒ダブル【double】
ダブル‐パンチ【double-punch】
ボクシングで、一方の手で2度続けて打つこと。比喩的に、同時に二つの打撃をうけること。ダブルブロー。
⇒ダブル【double】
ダブル‐フォールト【double fault】
テニスなどで、サーブに連続2回失敗すること。サーバーの失点となる。
⇒ダブル【double】
ダブル‐ブッキング【double-booking】
ホテルの部屋や座席指定などの予約を、別々の客から二重に受け付けてしまうこと。また、約束・予定を二重に入れてしまうこと。
⇒ダブル【double】
ダブル‐プレー【double play】
野球で、連続したプレーで二人をアウトにすること。ゲッツー。重殺。併殺。→トリプル‐プレー。
⇒ダブル【double】
ダブル‐ブレスト【double-breasted】
前打合せが深く2列ボタンのついた洋服。ダブルボタン。両前。
⇒ダブル【double】
ダブル‐ベース【double-bass】
(→)コントラバスに同じ。
⇒ダブル【double】
ダブル‐ヘッダー【double-header アメリカ】
野球で、同じ日に同じチーム同士が2回続けて試合を行うこと。
⇒ダブル【double】
ダブル‐ベッド【double bed】
二人用の幅広の寝台。↔シングル‐ベッド。
⇒ダブル【double】
ダブル‐ヘリカル‐ギア【double-helical gear】
斜歯はすば歯車を二つ組み合わせて大きな力を伝える装置。やまば歯車。
⇒ダブル【double】
ダブル‐ボギー【double bogey】
ゴルフで、パー(基準打数)より二つ多い打数でホールアウトすること。
⇒ダブル【double】
ダブル‐ボタン【double-buttoned】
(→)ダブル‐ブレストに同じ。
⇒ダブル【double】
ダブル‐リード【double reed】
複簧ふくこう。オーボエや篳篥ひちりきのように、2枚の薄片でできているリード。
⇒ダブル【double】
ダブル‐ロール【double role】
(→)二役ふたやくに同じ。
⇒ダブル【double】
たぶれ‐ごころ【狂れ心】
常軌を逸した心。斉明紀「―の渠みぞ、功夫ひとちからを損おとし費す」
タブレット【tablet】
①錠剤。
②鉄道の通票つうひょう。
③コンピューターで、ペンで平面板をなぞって図形データを入力する装置。
ダブレット【doublet】
14〜17世紀頃にヨーロッパで男子が着た、丈が短く体にぴったりした上着。フランスではプールポアン(pourpoint)、イタリアではファルセット(farsetto)という。
たぶれ‐びと【狂れ人】
正気を失った者。三代実録13「もし―の国家を亡ぼさんと謀る事ならば」
タブロイド【tabloid】
新聞型の印刷物で、普通の新聞1ページの半分の大きさのもの。またタブロイド判(273ミリメートル×406ミリメートル)のこと。
タブロー【tableau フランス】
①絵。特に、壁画に対して、板絵。
②仕上がった絵画作品。完成作品。↔エチュード
たぶろか・す【誑かす】
〔他四〕
(→)「たぶらかす」に同じ。
た‐ぶん【他聞】
他に聞こえること。他人が聞くこと。「―をはばかる」
た‐ぶん【多分】
[一]〔名〕
数量の多いこと。多数。大部分。保元物語「嫡子義朝に付いて、―は内裏へ参りけり」。「―の寄付」
[二]〔副〕
大抵。大方。おそらく。(古くは推量の語を伴わない)天草本伊曾保物語「人は―心と言葉は似ぬもので」。「―やって来るでしょう」
⇒たぶん‐に【多分に】
た‐ぶん【多聞】
多く物事を聞き知っていること。
だ‐ぶん【駄文】
①つまらない文章。
②自作の文章の謙譲語。
たぶんか‐しゅぎ【多文化主義】‥クワ‥
(multiculturalism)一つの国・社会に複数の民族・人種などが存在するとき、それらの異なった文化の共存を積極的に認めようとする立場。→文化相対主義
たぶん‐に【多分に】
〔副〕
数量や程度あるいは確度がかなり大きいさま。相当。「―独善的な傾向がある」
⇒た‐ぶん【多分】
た‐べ【田部】
大和時代、屯倉みやけの耕作に従事した農民。
たべ‐あるき【食べ歩き】
土地の名物やうまい物を食べてまわること。
たべ‐え・う【食べ酔ふ】‥ヱフ
〔自四〕
酒を多く飲んで酔う。昨日は今日の物語「―・ひ候へども」
たべ‐かけ【食べ掛け】
食べ終わらず中途で止めること。また、その食物。くいかけ。浮世風呂前「これは―できたなうござります」
たべ‐か・ける【食べ掛ける】
〔他下一〕
食べはじめる。また、食べる途中でやめる。くいかける。
たべ‐かす【食べ滓】
①食べ残した物。
②物を食べて、口中に残っているもの。
たべ‐ごろ【食べ頃】
食べるのに適した時分。「―のメロン」
たべ‐ざかり【食べ盛り】
成長期にあってたくさん食べる年頃。「―の子供」
たべず‐ぎらい【食べず嫌い】‥ギラヒ
食べたこともないのに、わけもなくきらうこと。また、その人。くわずぎらい。
たべ‐す・ぎる【食べ過ぎる】
〔他上一〕
度を過ごして食べる。くいすぎる。
タペストリー【tapestry】
梳毛糸そもうしに金糸・銀糸などを用い、表面に輪奈わなを織り出した絵画風の織物。壁掛・テーブル‐クロスに用いる。プリント・刺繍などで装飾したものをもいう。タピストリー。タピスリー。
たべ‐ちら・す【食べ散らす】
〔他五〕
くい散らす。
たべ‐つ・ける【食べ付ける】
〔他下一〕
①食べなれる。「―・けない物を食べる」
②使いなれる。浮世風呂3「あすばせの、いらつしやいのと、―・けねえもの言ひをしてもお里がしれらア」
タペット【tappet】
内燃機関で、カムの運動を弁に伝える機構において、カムに直接接触する面をもつ部品。






広辞苑 ページ 12314 での【○旅は道連れ、世は情け】単語。