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た・る【垂る】🔗🔉

た・る垂る】 [一]〔自四〕 (四段活用は奈良時代から鎌倉時代頃まで行われ、のち自動詞としても下二段活用が行われた) ①重みで下にだらりとさがる。ぶらさがる。源氏物語蓬生「柳もいたう―・りて築地ついじにもさはらねば」 ②液状のものが筋をひいて、また、しずくになっておちる。万葉集20「涙―・りなげきのたばく」 ③力が失せてぐったりする。へなへなとなる。今昔物語集16「その人歩びこうじてただ―・りに―・り居たるを見れば」 [二]〔自他下二〕 ⇒たれる

広辞苑 ページ 12401 での垂る単語。