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○煽りを食うあおりをくう🔗⭐🔉
○煽りを食うあおりをくう
①強い風の衝撃を受ける。
②周囲の状況の激しい変化から、思わぬ被害を受ける。「不況の―」
⇒あおり【煽り】
あお・る【呷る】アフル
〔他五〕
酒などをぐいぐいと勢いよく飲む。あおむいて一息に飲む。「毒を一気に―・る」
あお・る【煽る】アフル
[一]〔他五〕
①風や火の勢いで物を動かす。また、揺り動かす。和英語林集成初版「ヒ(火)ニアオラレテヤネカラオチル」。「裾が風で―・られる」「風に―・られて燃え広がる」
②物を前に進めようと手や足を動かす。「足を―・って泳ぐ」
③そそのかす。おだてる。煽動する。花暦八笑人「思ひいれ―・りつけて、おごらせてやらう」。「想像力を―・られる」「購買力を―・る」
④鐙あぶみで障泥あおりを蹴って馬を急がせる。平家物語9「―・れども―・れども、打てども打てども動はたらかず」
⑤写真撮影で、低い位置からカメラを上向きにする。
⑥(取引用語)大手筋が相場を騰貴させるために大量の買付けをする。
[二]〔自四〕
風に吹かれて動く。ひるがえる。和英語林集成初版「ト(戸)ガアオル」
あお‐わらわ【青童】アヲワラハ
①年若く未熟な童児。
②貴人の側に仕える女童。源平盛衰記16「或いは―の貌或いは内侍の形にて」
あ‐おんそく‐ながれ【亜音速流れ】
高速流体で、流れの速さがその流体中を伝わる音速より遅い流れ。
あか
(千葉・茨城県で)田圃たんぼ。「あこうど」は農民。
あか【赤】
(一説に、「くろ(暗)」の対で、原義は明の意という。→あお)
①七色の一つ。血のような色。また、緋色・紅色・朱色・茶色などの総称。「―毛」「―靴」
Munsell color system: 5R4/14
②赤色と関係の深いもの、たとえば「赤児あかご」「(花札の)赤短あかたん」「小豆あずき」「銅あかがね」「赤字」「(革命旗の赤色から)共産主義」などの略称・俗称。
③赤信号の略。
④名詞の上に付けて、「まったくの」「すっかり」「あきらかな」の意を表す語。「―はだか」「―恥」
あか【垢】
①活力を失った皮膚の表皮や脂・汗・ほこりの混合したもの。比喩的に、けがれ、よごれ。万葉集20「着せし衣に―着きにかり」。「―を落とす」「心の―」
②水中の有機物が器物に付着したもの。「水―」
③1を流すこと。平治物語「御―に参りければ」
④(能楽用語)欠点。風姿花伝「能に嵩かさも出で来、―も落ちて」
⇒垢が抜ける
あか【淦】
(水というのを忌んでいう)船底にたまった水。ふなゆ。ゆ。
あか【閼伽】
〔仏〕(梵語argha; arghya)貴賓または仏前に供えるもの。特に水をいう。また、それを入れる容器。
あ‐か【亜科】‥クワ
生物分類上の一階級。科と属との間。→階級3
あが
〔代〕
(和歌山県で)私。自分。
あか‐あか【赤赤】
①まっかなさま。「―とした柿の実」
②(女房詞)アズキのこと。あか。
あか‐あか【明明】
きわめて明るいさま。「―とした窓の灯ひ」
あか‐あざ【赤痣】
皮膚の赤い斑紋。多く、血管腫による。
あか‐あり【赤蟻】
赤褐色または赤黄色の小形のアリの俗称。きあり。
あ‐かい【亜槐】‥クワイ
(三槐すなわち三公につぐ意)大納言の唐名。亜相。
あか‐い【閼伽井】‥ヰ
閼伽の水を汲む井。新古今和歌集冬「朝ごとの―の水に年くれて」
あか・い【赤い・紅い】
〔形〕[文]あか・し(ク)
(「明し」と同源)
①赤色である。人の血や夕焼け空のような色である。輝くような色をいい、朱・だいだい・桃色および赤茶けた色・黄色などにも通じていう。伊勢物語「白き鳥の嘴はしと脚と―・き」。枕草子227「いと―・き稲の本ぞ青きを持たりて刈る」。「刀が―・く錆びた」「顔が―・くなる」「―・いみかん」
②俗に、共産主義的である。「―・い思想」
◇一般には「赤」。鮮やかなあか色に「紅」、黄みがかった深赤色では「朱」も使う。「紅い唇」「朱い印肉」
⇒赤い糸で結ばれる
⇒赤い気炎
⇒赤い信女
⇒赤い羽根
⇒赤きは酒のとが
あ‐がい
(西日本で)あんな(に)。あげん。あんげ。物類称呼「あのやうに、このやうにといふを、勢州長島及出雲辺、又は播磨などにて、―、こがいと云」
広辞苑 ページ 125 での【○煽りを食う】単語。