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ちょう‐じ【丁子・丁字】チヤウ‥🔗🔉

ちょう‐じ丁子・丁字チヤウ‥ ①(clove)フトモモ科の熱帯常緑高木。原産はモルッカ諸島。18世紀以後、アフリカ・西インドなどで栽培。高さ数メートル、枝は三叉状、葉は対生で革質。花は白・淡紅色で筒状、集散花序をなし、香が高い。花後、長楕円状の液果を結ぶ。蕾つぼみを乾燥した丁香ちょうこう(クローブ)は古来有名な生薬・香辛料。果実からも油をとる。染料としても使われた。 ちょうじ ②㋐丁子油あぶらの略。 ㋑丁子頭がしらの略。 ㋒丁子香こうの略。 ㋓丁子染ぞめの略。 ㋔丁子引びきの略。 ③紋所の名。丁子の果実にかたどったもの。 ④刀の刃文はもんで、乱れの頭が丁子の蕾つぼみの形に似ているもの。 ⇒ちょうじ‐あぶら【丁子油】 ⇒ちょうじ‐いろ【丁子色】 ⇒ちょうじ‐がしら【丁子頭】 ⇒ちょうじ‐がみ【丁子紙】 ⇒ちょうじ‐ぎく【丁字菊】 ⇒ちょうじ‐こう【丁子香】 ⇒ちょうじ‐ざくら【丁字桜】 ⇒ちょうじ‐ぞめ【丁子染】 ⇒ちょうじ‐ちゃ【丁子茶】 ⇒ちょうじ‐びき【丁子引】 ⇒ちょうじ‐ぶくろ【丁子袋】 ⇒ちょうじ‐ぶろ【丁子風炉】 ⇒ちょうじ‐ゆ【丁子油】

広辞苑 ページ 12847 での丁子単語。