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つい‐たち【朔日・朔・一日】🔗🔉

つい‐たち朔日・朔・一日】 (ツキタチ(月立)の音便。こもっていた月が出はじめる意) ①西方の空に、日の入ったあと、月がほのかに見えはじめる日を初めとして、それから10日ばかりの間の称。(陰暦の)月の初め。上旬。初旬。伊勢物語「時はやよひの―、雨そほふるに」 ②月の第一日。いちじつ。古くは「ついたちの日」ということが多い。蜻蛉日記「閏二月の―の日、雨のどかなり」 ③特に、正月一日。元日。紫式部日記「ことしの―、御まかなひ、宰相の君」 ⇒ついたち‐がん【朔日丸】 ⇒ついたち‐そう【朔日草】 ⇒ついたち‐ぶり【朔日降り】 ⇒ついたち‐みち【朔日路】

広辞苑 ページ 13015 での朔日単語。