複数辞典一括検索+

○犬は三日飼えば三年恩を忘れぬいぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ🔗🔉

○犬は三日飼えば三年恩を忘れぬいぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ 犬でさえ飼われた恩を忘れない、人間はなおさら恩を忘れてはいけない。 ⇒いぬ【犬・狗】 いぬ‐はりこ犬張子】 犬の立ち姿の張子細工。宮参りの時の贈物とする。江戸後期より普及。子どもの魔除まよけとし、また縁起物や玩具とする。→御伽犬おとぎいぬ 犬張子 犬張子 撮影:薗部 澄(JCII蔵) いぬはりこ狗張子】 仮名草子。7巻7冊。浅井了意作。1692年(元禄5)刊。唐代の小説を題材とし、神仙談・因果談・稚子物語・天狗話など雑多の怪奇説話を集めた書。 いぬ‐びえ犬稗】 イネ科の一年草。最も普通な雑草。高さ約80センチメートル。葉は細長く、夏、穂を出し、緑色か紫色の花を開く。実には芒のぎがある。〈書言字考節用集〉 イヌビエ 撮影:関戸 勇 いぬ‐ひき犬引・犬牽・犬曳(→)「犬飼い」に同じ。 いぬ‐ひと犬人・狗人】 (古代、犬吠えをして宮門を守ったところから)隼人はやとの別称。神代紀「汝いましみことの俳人わざひととならむ、一に云はく―といふ」→犬吠え いぬ‐びゆ犬莧】 ヒユ科の一年生帰化雑草。高さ約30センチメートル。葉は菱形状卵形で柄があり互生。葉腋や茎端に緑色の小花を多数穂状につける。同属のホナガイヌビユと共に、各地の道端などに見られる。 いぬ‐びわ犬枇杷‥ビハ クワ科の落葉低木。暖地の海岸近くに多い。葉は狭倒卵形。イチジクに似た小果をつけ、秋に黒紫色に熟し、食べられる。 いぬ‐ふぐり犬陰嚢(→)「犬の陰嚢ふぐりに同じ。〈[季]春〉 いぬ‐ふせぎ犬防ぎ】 建物の階前や門前などに立てた低い柵。いぬよけ。 いぬ‐ぶな犬橅・仙毛欅】 ブナ科の落葉高木。ブナに似るが、葉は大きく裏に長い白毛があり、より低地に多い。実は柄が長く垂れ下がる。材は建築材・器具材・船舶材・土木用材・薪炭など使途が広い。クロブナ。 いぬぼう‐ガルタ犬棒ガルタ‥バウ‥ いろはカルタの一種。江戸後期、江戸で起こり、のち全国に広がる。「犬も歩けば棒に当たる」を「い」の札とするところからの名。 いぬぼう‐ざき犬吠埼】 千葉県東端、銚子半島先端の岬。太平洋に突出し、先端に灯台がある。 犬吠埼 撮影:関戸 勇 いぬ‐ぼえ犬吠え・狗吠え】 古代、隼人はやとが宮門を守るために犬の遠吠をまねたこと。→犬人いぬひと いぬ‐ほおずき犬酸漿‥ホホヅキ ナス科の一年草。全世界の温帯・熱帯に広く分布。茎の高さ約50センチメートル。互生する葉は卵形。夏、約3センチメートルの花柄を出し、花冠の5裂した小白花を数個つける。球形の液果は熟すと黒色、ソラニンを含み有毒。茎葉の煎汁は頑癬たむしをなおし、解熱剤・利尿剤となる。牛ほおずき。漢名、竜葵。

広辞苑 ページ 1359 での○犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ単語。