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いのち‐とり【命取り】🔗🔉

いのち‐とり命取り】 生命・地位・名誉など、人の大事とするものを失わせること。また、その原因となるもの。相手を悩殺するような美男・美女にもいう。「ワンマン経営が―となる」 ⇒いのち【命】 ○命長ければ辱多しいのちながければはじおおし [荘子天地「男子多ければ則ち懼おそれ多し、富めば則ち事多し、寿いのちながければ則ち辱多し」]長生きすれば何かと恥をさらすことが多い。徒然草「住み果てぬ世にみにくき姿を待ちえて何かはせん。―」 ⇒いのち【命】 ○命なりけりいのちなりけり 命があったればこそできたのである。新古今和歌集「年たけてまたこゆべしと思ひきや―さ夜の中山」 ⇒いのち【命】 ○命に換えるいのちにかえる 死ぬ覚悟で事に当たる。「命に換えても守り抜く」 ⇒いのち【命】

広辞苑 ページ 1376 での命取り単語。