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とうだい‐じ【東大寺】🔗⭐🔉
とうだい‐じ【東大寺】
①奈良市にある華厳宗総本山。別称、金光明四天王護国之寺・大華厳寺・城大寺・総国分寺。南都七大寺の一つ。745年(天平17)聖武天皇により創建、本尊は「奈良の大仏」として知られる盧舎那仏るしゃなぶつ。751年(天平勝宝3)大仏殿(金堂)完成、翌年開眼供養を行い、754年に唐僧鑑真がんじんにより日本で最初の戒壇院を設立、日本三戒壇の一つ。9世紀には広大な荘園と僧兵とを有して寺勢を誇った。草創以来の堂舎として法華堂・転害門てがいもん・経庫および正倉院を残し、天平時代作の仏像を蔵し、また、鎌倉時代再興の南大門の仁王は運慶・快慶の合作。現存の大仏殿は江戸中期の再興で、世界最大の木造建築。
東大寺の伽藍配置
古都奈良の文化財
提供:NHK
古都奈良の文化財
提供:NHK
②(聖武天皇朝、中国から奉献、東大寺に納めたからいう)香銘。→蘭奢待らんじゃたい。
⇒とうだいじ‐ようろく【東大寺要録】


広辞苑 ページ 13908 での【東大寺】単語。