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○堂に升り室に入るどうにのぼりしつにいる🔗🔉

○堂に升り室に入るどうにのぼりしつにいる [論語先進「由や、堂に升れども、未だ室に入らざる也」](「堂」は表座敷、「室」は奥座敷)「堂に升る」とは学徳が高明正大の域に至ること、「室に入る」とは更に進んで精微深奥の域に達することで、学問や芸術が次第に高い水準に進み至るのをいう。 ⇒どう【堂】 どう‐に‐も ①(下に打消の語を伴って)どのような手段を尽くしても。どうしてみたところで。 ②困惑の気持を表す。なんとも。「―困った男だ」 とう‐にゅう投入‥ニフ なげいれること。つぎこむこと。「資本を―する」「兵力の―」 ⇒とうにゅう‐さんしゅつ‐ひょう【投入産出表】 とう‐にゅう豆乳】 豆腐製造の際、水に漬けた大豆をすりつぶした豆汁を加熱して漉して得た白濁液。古くから牛乳や母乳の代用としてきた。 どうにゅう道入ダウニフ 陶工。京都楽らく家の3代目。通称吉兵衛、のち吉左衛門と改め、剃髪して道入といい、俗に「のんこう」と称した。楽焼代々中の名匠で、のんこう七種など茶碗の名作を残す。(1599〜1656) どう‐にゅう導入ダウニフ 導き入れること。とり入れて役立てること。「新しい機械を―する」「外資―」 ⇒どうにゅう‐ぶ【導入部】 とうにゅう‐さんしゅつ‐ひょう投入産出表‥ニフ‥ヘウ (→)産業連関表に同じ。 ⇒とう‐にゅう【投入】 どうにゅう‐ぶ導入部ダウニフ‥ ①本題に導くための部分。 ②〔音〕(→)序奏に同じ。 ⇒どう‐にゅう【導入】 どう‐にょ童女】 女の子供。どうじょ。 とう‐にょう糖尿タウネウ ブドウ糖を正常値以上に含む病的な尿。ブドウ糖以外の五炭糖・果糖・乳糖・麦芽糖などを含むものを指す場合もある。 ⇒とうにょう‐びょう【糖尿病】 どう‐にょう導尿ダウネウ 診断または治療のため、膀胱にカテーテルを入れて尿を体外に導くこと。 とうにょう‐びょう糖尿病タウネウビヤウ 持続的な高血糖・糖尿を呈する代謝疾患。インシュリンの欠乏・作用阻害があり、糖・蛋白・脂質の代謝異常を伴い、口渇・多飲・多尿を呈し、網膜症・腎症・動脈硬化を併発しやすい。インシュリン依存性(Ⅰ型)とインシュリン非依存性(Ⅱ型)があり、前者は発症が急で症状が重く、インシュリンの投与が必要。後者は経過緩慢で必ずしもインシュリン投与を必要としない。 ⇒とう‐にょう【糖尿】 とう‐にん当人タウ‥ ①直接にその事に当たる人。その人。本人。当事者。「―まかせ」 ②(→)頭人4に同じ。狂言、鞠座頭「唯今―から呼びに参りました」 とう‐にん桃仁タウ‥ モモの種子の生薬名。漢方で駆瘀血くおけつ・鎮痛・緩下剤に用いる。赤褐色、扁平長円形で苦味があり、杏仁きょうにんに代用。椿説弓張月続編「催生湯は、―・芍薬・牡丹皮・茯苓・肉桂、この五味を等分にあはし」 ⇒とうにん‐しゅ【桃仁酒】 とう‐にん頭人】 ①かしら。おさ。 ②鎌倉幕府の引付衆ひきつけしゅうなどの長官。 ③室町幕府の政所まんどころ・評定衆・侍所さむらいどころなどの長官。 ④祭礼や寄合の世話役。頭屋とうやの主人。頭とうどう‐にん同人】 ①同一の人。 ②(前に挙げた人を指して)その人。 ③同じ志の人。なかま。どうじん。 ⇒どうにん‐ざっし【同人雑誌】 どう‐にん道人ダウ‥ 仏道を修行し得道した人、または修行の過程にある人。僧侶。 どう‐にんぎょう胴人形‥ギヤウ ①内臓などが見えるように作った人形。薬屋の店頭などに看板として置くもの。浮世風呂3「売薬屋の―みたやうに、看板にされたばかりもつまらねえぢやアねえか」 ②歌舞伎の小道具。役者の代用にする等身大の人形。ふきかえの人形。「鳴神」で上人が投げ出す坊主人形の類。投げ人形。 どうにん‐ざっし同人雑誌⇒どうじんざっし ⇒どう‐にん【同人】 とうにん‐しゅ桃仁酒タウ‥ 桃仁・白檀びゃくだんなどを焼酎にひたし、砂糖を加えて作った酒。 ⇒とう‐にん【桃仁】 どう‐ぬき胴抜き】 下着などで、袖口・裾などを胴の部分と違う別の布で仕立てること。また、その衣服。額仕立がくじたてどう‐ぬき胴貫】 建物の腰部にある貫ぬき。腰貫こしぬきとう‐ぬの唐布タウ‥ 舶来の木綿布。 とう‐ねずみもち唐鼠黐タウ‥ モクセイ科の常緑小高木。ネズミモチに似るが花季は半月ほど遅く、全体に大形。葉も大形でやや薄く、卵形または卵状披針形。中国原産。都市の庭・公園などに多く植えられる。果実は漢方生薬の女貞子じょていしで、強壮薬。→ねずみもち どう‐ねち動熱】 臨終のとき、熱気が甚だしく、動転して苦しむこと。悪業の人の臨終とされる。栄華物語鶴林「―して苦多かり」 とう‐ねつ鬧熱タウ‥ 非常に混雑すること。非常ににぎやかなこと。 とう‐ねん当年タウ‥ ①この年。ことし。本年。「―とって二十歳」 ②その頃。その時代。 ③小形のシギ。夏羽は上面赤褐色、下面は白色、冬羽では背面が灰褐色となる。シベリアやアラスカで繁殖、春・秋の渡りに日本を通過、水辺に大群をなす。当年仔とうねこどう‐ねん同年】 ①同じ年。 ②同じ年齢。 ③昔、中国で、同じ年に進士に及第した者。 どう‐ねん道念ダウ‥ ①道徳の観念。道義心。 ②道を求める思い。求道心。 ③僧侶の妻。梵妻。 どう‐ねんぱい同年輩】 同じ年頃。また、同じ年頃の人。 どうねん‐ぶし道念節ダウ‥ 盆踊の口説唄くどきうたから出た流行唄はやりうた。貞享(1684〜1688)頃、京の木遣きやりの音頭取道念山三郎が唄い始めたといわれ、踊り唄として広まる。 とうの東野】 姓氏の一つ。 ⇒とうの‐えいじろう【東野英治郎】 とう‐の当のタウ‥ 〔連体〕 まさにそれにあたる。今問題としている。太平記15「―敵を討たんと」。「あの人がいま話に出た―人だ」 とう‐の‐いも唐芋タウ‥ サトイモの一品種。食用。中国では連禅芋と称。あかいも。紫芋。 とう‐のう豆嚢‥ナウ 体操遊戯具。約30センチメートル四方の丈夫な布のふくろに小豆を入れたもの。 とうの‐えいじろう東野英治郎‥ヂラウ 俳優。群馬県生れ。初め、本庄克二の名で左翼演劇に活躍し、第二次大戦後は俳優座に所属。映画・テレビでも活躍。舞台劇「千鳥」、テレビ「水戸黄門」などに出演。(1907〜1994) 東野英治郎 撮影:田村 茂 ⇒とうの【東野】 どうの‐こうの如何の斯うの‥カウ‥ いろいろなことを言葉に出して言うさま。なんのかんの。「―言い出したらきりがない」 とうのさわ‐おんせん塔ノ沢温泉タフノサハヲン‥ 神奈川県箱根町にある温泉。箱根七湯の一つ。早川渓谷に臨み、泉質は単純温泉。 どうのじ‐てん同の字点】 (点は「しるし」の意。一説に「々」は「仝(同)」の草体)踊り字の一つ。同じ字を繰り返すことをあらわす符号。「々」。「家々」「正々堂々」など。現在では漢字の反復に用いる。のまてん。→踊り字 とう‐の‐ちゅうじょう頭中将‥ジヤウ「蔵人頭くろうどのとう参照。 ②源氏物語中の人物。源氏の親友。太政大臣に至る。雲居雁・柏木・玉鬘などの父。 とう‐の‐つち唐の土タウ‥ 窯業で、鉛白えんぱくのこと。 とう‐の‐つねより東常縁】 室町時代の歌人。下野守に任ぜられ、東野州と称。後に出家して法号、素伝。正徹・尭孝に学んで古今集の秘奥を極め、門人宗祇に口伝したのが古今伝授の初めという。著「東野州聞書」「東野州消息」「常縁集」など。(1401〜1484頃) ⇒とう【東】 とう‐の‐はい答の拝タフ‥ ⇒とうはい。源氏物語宿木「―し給ふ御有様ども」

広辞苑 ページ 13932 での○堂に升り室に入る単語。