複数辞典一括検索+

○時の花をかざすときのはなをかざす🔗🔉

○時の花をかざすときのはなをかざす 時勢に乗ってはなやかに栄える。栄華物語初花「なほなほしき人の譬にいふ―心ばへにや」 ⇒とき‐の‐はな【時の花】 とき‐の‐ひと時の人】 ①その時代の人。時人じじん。伊勢物語「これは貞数親王さだかずのみこ、―、中将の子となむいひける」 ②時を得て栄えている人。枕草子121「我をばおぼさず、なにがしこそ、ただいまの―」 ③今、世間で話題になっている人。 とき‐の‐ふだ時の簡】 平安時代、清涼殿の殿上の間の小庭に立てた時刻を掲示する札。札に差した杙くいを時刻ごとに内豎ないじゅが差し換えた。讃岐典侍日記「―に杙さす音す」 とき‐の‐ほど時の程】 少しの間。暫時。ときのま。平家物語12「―もおぼつかなう候ふに、帰りまゐらん」 とき‐の‐ま時の間(→)「時の程」に同じ。後撰和歌集「―のうつつを忍ぶ心こそはかなき夢にまさらざりけれ」。「―に仕上げる」 とき‐の‐もの時の物】 その時節の物。宇治拾遺物語5「沈地の机に―どもいろいろ」

広辞苑 ページ 14046 での○時の花をかざす単語。