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○年足るとしたる🔗⭐🔉
○年足るとしたる
年齢が積もる。年を取る。源氏物語東屋「いはけなく年足らぬ程におはすとも」
⇒とし【年・歳】
ど‐しつ【土室】
地下に造った室。つちむろ。地下室。
ど‐しつ【土質】
土の性質。「―検査」
⇒どしつ‐りきがく【土質力学】
とし‐つき【年月】
①(日付としての)年と月。源氏物語桐壺「御覧じはじめし―のこと」
②つきひ。歳月。光陰。源氏物語帚木「―を重ねんあいな頼みは」。「―の経つのは速い」「幾―」
③多くの歳月。竹取物語「―を経て物し給ふこと」
④年来。年頃。源氏物語葵「時々なれつかうまつる―の名残なかるべきを」
とじ‐つぎ【綴継ぎ】トヂ‥
つづり合わせてつくろうこと。つぎをあてて綴じつくろうこと。
とじ‐つけ【綴付け】トヂ‥
綴じつけること。綴じつけたさま。また、綴じつけたもの。「―糸」
とじ‐つ・ける【綴じ付ける】トヂ‥
〔他下一〕[文]とぢつ・く(下二)
綴じて離れないようにする。綴じあわせる。「焼け穴を―・ける」
としつみ‐づき【年積月】
陰暦12月の異称。
とし‐づよ【年強】
数え年で年齢をいう場合、一年の前半に生まれたこと。また、その人。誹風柳多留9「早乗の飾りをくぐるお―」↔としよわ
どしつ‐りきがく【土質力学】
水理学や力学を応用して、土の性質、地盤内の応力・変位、斜面の安定などを扱う学問分野。
⇒ど‐しつ【土質】
と‐して
〔助詞〕
①…と思って。続日本紀15「長く遠く仕へ奉れ―冠位上げ賜ひ」
②…の資格で。宇津保物語楼上上「おほやけ人―侍りしあとだに」。「人―恥かしくない行為」
③…の状態で。源氏物語夕顔「なよなよ―我にもあらぬさまなれば」。「にこにこ―愛想がいい」
④…のままにしておいて。…はさておき。源氏物語帚木「心は心―事たらず」。「それはそれ―」
⑤(打消を伴って)例外なくすべて。…も。今昔物語集6「一人―信ずる者なし」
⑥…で。狂言、口真似「是を某一人―たぶるもいかがでござる程に」
とし‐デザイン【都市デザイン】
(→)アーバン‐デザインに同じ。
とし‐とぎ【年伽】
除夜から元旦にかけて炉の火を絶やさないように燃やす大きな榾ほた。
とし‐とく【歳徳・年徳】
①歳徳神の略。
②歳徳神の在る方角。
⇒としとく‐じん【歳徳神】
⇒としとく‐だな【歳徳棚】
としとく‐じん【歳徳神】
暦注で、その年の福徳をつかさどる神。この神の在る方角を明あきの方または恵方えほうといい、万事に吉とする。としとくさん。〈[季]新年〉
⇒とし‐とく【歳徳・年徳】
としとく‐だな【歳徳棚】
(→)「としだな」に同じ。
⇒とし‐とく【歳徳・年徳】
とし‐どし【年年】
としごと。毎年。「―の花」
どし‐どし
①重いものが地響きをたてて移動したりぶつかったりする連続音。また、そのさま。「―と歩く」
②物事を次々と遠慮なくするさま。「―質問しなさい」
③物事が次から次へと続くさま。「―注文がくる」
とし‐とり【年取り】
①年をとること。年齢が加わること。
②除夜または節分のこと。また、そのときに行う儀式。〈[季]冬〉
⇒としとり‐ざかな【年取り魚】
⇒としとり‐もの【年取り物】
としとり‐ざかな【年取り魚】
大晦日の年取りに吉例として用いる魚。塩鰤しおぶり・塩鮭など地方によって異なる。
⇒とし‐とり【年取り】
としとり‐もの【年取り物】
正月を迎えるのに必要な品物。越年の費用。日本永代蔵2「―をも師走のはじめころより調へ」
⇒とし‐とり【年取り】
とし‐と・る【年取る】
〔自五〕
①年齢を加える。また、老いる。
②新年を迎える。浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡「あらたまのここに―・る豆男」
広辞苑 ページ 14153 での【○年足る】単語。