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○堵の如しとのごとし🔗⭐🔉
○堵の如しとのごとし
[晋書衛玠伝]垣をめぐらしたように人が多く寄り集まって立ちならぶ。見物人の多いさま。
⇒と【堵】
との‐ごのみ【殿好み】
①女が男を好くこと。
②男をえりごのみすること。男に対する好み。浄瑠璃、傾城反魂香「田上郡七百町、御朱印握つて―つれないは其方様」
とのご‐ぶり【殿御振り】
(女からいう語)男ぶり。
⇒との‐ご【殿御】
とのご‐もよう【殿御模様】‥ヤウ
男に適当な模様。また、その衣服。
⇒との‐ご【殿御】
との‐ごもり【殿隠り】
とのごもること。おおとのごもり。
との‐ごも・る【殿隠る】
〔自四〕
①(殯宮ひんきゅうにこもる意)崩御する。万葉集13「大殿をつかへまつりて―・り隠りいませば」
②「寝いぬ」の尊敬語。おやすみになる。御寝ぎょしんなる。栄華物語花山「やがて御―・りにけり」
との‐さま【殿様】
①主君または貴人の尊敬語。
②江戸時代、大名または旗本の尊敬語。
③昔の殿様のように、横柄で世事にうとい男を呼ぶ称。「―商法」
⇒とのさま‐あつかい【殿様扱い】
⇒とのさま‐がえる【殿様蛙】
⇒とのさま‐げい【殿様芸】
⇒とのさま‐しごと【殿様仕事】
⇒とのさま‐しょうばい【殿様商売】
⇒とのさま‐そだち【殿様育ち】
⇒とのさま‐ばった【殿様蝗虫】
とのさま‐あつかい【殿様扱い】‥アツカヒ
殿様を遇するように手厚くもてなし、自由勝手にさせること。
⇒との‐さま【殿様】
とのさま‐がえる【殿様蛙】‥ガヘル
カエルの一種。中形で、全体緑色または褐色、多くの暗褐色・黒色の斑紋があり、背面中央線に1本の太い緑色または黄色の縦条がある。日本にいる最も普通のカエルで、水田・湿地に多く、5〜6月頃、寒天質に包まれた卵を水中に産む。小虫を捕食。金線蛙。
とのさまがえる
⇒との‐さま【殿様】
とのさま‐げい【殿様芸】
殿様育ちの人や金持などがなぐさみにする芸。だんなげい。
⇒との‐さま【殿様】
とのさま‐しごと【殿様仕事】
時間も費用もかまわず、ゆっくりとする仕事。
⇒との‐さま【殿様】
とのさま‐しょうばい【殿様商売】‥シヤウ‥
もうける努力も工夫もせず、鷹揚おうようにかまえた商売の仕方を揶揄する言い方。
⇒との‐さま【殿様】
とのさま‐そだち【殿様育ち】
多くの人に敬いかしずかれ、何の不自由も苦労もなく成長したこと。
⇒との‐さま【殿様】
とのさま‐ばった【殿様蝗虫】
バッタ科の一種。大形で、緑色ないし茶褐色。日当りのよい草地に生息し、イネ科を始め多くの植物を食べる。生息密度が高くなると飛蝗ひこうとなる。〈[季]秋〉
トノサマバッタ
撮影:海野和男
⇒との‐さま【殿様】
とのしょう【土庄】‥シヤウ
香川県の小豆島しょうどしま西部にある港町。町域は島の北・西部を占め、また、西方の豊島てしま・小豊島おてしまを含む。
ドノソ【José Donoso】
チリの作家。作「夜のみだらな鳥」など。(1924〜1996)
との‐たち【殿達】
①女から男性一般を呼ぶ尊敬語。とのばら。とのがた。
②遊女から客をいう称。
と‐の‐ちゃ【礪茶・砥茶】
江戸時代の染色の名。赤黒い色の勝った茶色。
⇒とのちゃ‐こもん【礪茶小紋】
とのちゃ‐こもん【礪茶小紋】
礪茶色の地に小紋を染め出したもの。
⇒と‐の‐ちゃ【礪茶・砥茶】
との‐づくり【殿作り】
御殿を造ること。また、その造られたさま。催馬楽、此殿者「みつばよつばに―せりや」


広辞苑 ページ 14239 での【○堵の如し】単語。