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とも・し【乏し・羨し】🔗🔉

とも・し乏し・羨し】 〔形シク〕 ①めずらしくて心がひかれる。万葉集14「坂越えて阿部の田のもに居るたづの―・しき君は明日さへもがも」 ②うらやましい。万葉集17「山吹のしげみ飛びくく鶯の声を聞くらむ君は―・しも」 ③物事が満ち足りない状態である。 ㋐不足である。とぼしい。万葉集18「思ほしきことも語らひ慰むる心はあらむを何しかも秋にしあらねば言どひの―・しき子ら」 ㋑貧しい。貧乏だ。徒然草「偽せんとは思はねど、―・しく、かなはぬ人のみあれば」

広辞苑 ページ 14298 での乏し単語。