なずな【
薺】
ナヅナ
アブラナ科の越年草。路傍や田畑にごく普通に自生。春の七草の一つ。高さ約30センチメートル。春、白色の小十字花を総状につけ、果実は扁平で三角形。早春若芽を食用。利尿・解熱・止血作用がある。ペンペングサ。〈[季]新年〉。「薺の花」は〈[季]春〉。〈新撰字鏡
7〉
なずな

ナズナ
撮影:関戸 勇
⇒なずな‐づめ【薺爪】
⇒薺打つ
⇒薺摘む
○薺打つなずなうつ
七種粥
ななくさがゆを作る時、まないたに7種の菜を載せ、囃詞
はやしことばを唱えながら打ちたたく。〈[季]新年〉。
→七草の囃はやし
⇒なずな【薺】