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なっ‐とう【納豆】🔗🔉

なっ‐とう納豆】 ①蒸し大豆に麦と麹こうじを加えて発酵させ、塩水に漬け重石おもしをして熟成させたのち、香辛料を加えて乾し上げた食品。古来もっぱら寺院で行われたもので、塩辛納豆・浜納豆・大徳寺納豆・寺納豆・唐納豆などの称がある。 ②よく煮た大豆を藁づとなどに入れて適温中に置き、納豆菌を繁殖させて作った食品。粘り気が強いので糸引き納豆と呼ばれ、今日普通に納豆というのは、この種のものを指す。現在は、蒸し大豆に直接納豆菌を散布して発酵させたものが多い。〈[季]冬〉。浮世風呂4「―を見なせへ」 ⇒なっとう‐えぼし【納豆烏帽子】 ⇒なっとう‐きん【納豆菌】 ⇒なっとう‐じる【納豆汁】

広辞苑 ページ 14664 での納豆単語。