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なに‐か‐は【何かは】🔗⭐🔉
なに‐か‐は【何かは】
[一]〔副〕
「何か」を詠嘆的・反語的にいう。
①どうして…か。竹取物語「―玉のうてなをも見む」
②何が…か。徒然草「折りにふれば―あはれならざらむ」
[二]〔感〕
なになに。どうしてどうして。源氏物語若紫「―、心ぼそくともしばしはかくておはしましなむ」
⇒何かはせむ
○何かはせむなにかはせむ
「何かせむ」に同じ。竹取物語「我が子を見たてまつらでは―」→何か(成句)
⇒なに‐か‐は【何かは】
○何から何までなにからなにまで
こまごました事柄までも含めて、すべて。すっかり。「社会の―知り尽くしている」「―世話になる」
⇒なに【何】
○名に聞くなにきく
うわさに聞く。音にきく。土佐日記「まことにて―ところ羽根ならば飛ぶがごとくに都へもがな」
⇒な【名】
広辞苑 ページ 14692 での【何かは】単語。