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○生壁の釘なまかべのくぎ🔗🔉

○生壁の釘なまかべのくぎ 手ごたえのないこと、ききめのないことのたとえ。「糠に釘」と同意。 ⇒なま‐かべ【生壁】 なま‐がみ生噛み】 十分に理解していないこと。なまかじり。尾崎紅葉、紫「宮本武勇伝、尼子の十勇士等を半解なまがみに弁じられるかも知れぬ」 なま‐がれ生枯れ】 十分に枯れきっていないこと。また、そのもの。 なま‐かわ生皮‥カハ ①生のままの皮。よく乾いていない皮。 ②雁・鴨などの皮を酢に漬けた料理。煮たてた醤油につけて食べる。 ③なまけること。ものぐさがること。鶉衣「世には―の蔵人とも呼ぶ」 ⇒なまかわ‐もの【生皮者】 なま‐がわき生乾き】 十分に乾かず、まだ湿り気があること。また、そのもの。 なまかわ‐もの生皮者‥カハ‥ 怠け者。ものぐさ。 ⇒なま‐かわ【生皮】 なま‐き生木】 ①地に生えている樹木。 ②伐りたてで、まだなまなましい木。乾ききらない木。 ⇒生木を裂く なま‐ぎき生聞き】 ①十分に聞きとらないこと。よく了解するまで聞かないこと。 ②ちょっと聞いて知ったふうをすること。半可通。梅暦「―の客」 なま‐ぎこえ生聞え】 よく了解できないこと。〈日葡辞書〉 なま‐きず生傷・生疵】 新しいきず。なおりきらない傷。「―が絶えない」↔古傷 なま‐きり生切り】 (房総沿海地方で)正月松の内に行う漁業。かつては、これを忌んでしなかったが、厄払いして出漁するようになった。 なま‐ぎれ生切れ】 ①刀などの切れ味のにぶいこと。〈日葡辞書〉 ②決断のきっぱりしないこと。

広辞苑 ページ 14722 での○生壁の釘単語。