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○縄に掛かるなわにかかる🔗⭐🔉
○縄に掛かるなわにかかる
罪人が縄で縛られる。犯人がつかまる。
⇒なわ【縄】
なわ‐ぬけ【縄脱け】ナハ‥
縛られている人が縄をはずして逃げること。なわたらし。
なわ‐のび【縄延び】ナハ‥
実際の段別たんべつが従前の帳簿に記載された段別よりも多いこと。また、再検地して余分の段別を測り出すこと。竿延び。
なわ‐のり【縄海苔】ナハ‥
(→)海索麺うみぞうめん2の古名。万葉集11「海原の沖つ―うちなびき」
⇒なわのり‐の【縄海苔の】
なわのり‐の【縄海苔の】ナハ‥
〔枕〕
「名」「引けば絶ゆ」にかかる。万葉集13「―引けば絶ゆとや」
⇒なわ‐のり【縄海苔】
なわ‐のれん【縄暖簾】ナハ‥
①縄簾なわすだれ。
②(多くは縄暖簾をさげたからいう)居酒屋・一膳飯屋などの異名。
なわ‐ばし【縄橋】ナハ‥
縄を編んでわたした橋。
なわ‐ばしご【縄梯子】ナハ‥
縄で作ったはしご。一端に鉤かぎをつけ、かけて用いる。
なわ‐ばり【縄張】ナハ‥
①縄を張って境界を定めること。建築の敷地に縄を張って建物の位置を定めること。我春集「此度陣屋いとなむ―といふこと有り」
②博徒の親分の勢力範囲。通常、その範囲内における賭博の権利を保有し、他の者の無断の開帳を許さない。転じて一般に、勢力範囲。「―を争う」
③動物の個体や集団が競争者を侵入させないよう占有する一定の地域。領分。テリトリー。「鮎の―」
なわ‐びき【縄引き】ナハ‥
①縄を引いて田畑などの境界を示すこと。
②綱引き。
なわ‐ぶし【縄節】ナハ‥
縄の結び目。
なわ‐ぶね【縄船】ナハ‥
延縄はえなわ漁業に使用する漁船。
なわまき‐ずし【縄巻鮨】ナハ‥
冬期に、塩漬のサワラにすし飯を詰めて竹皮で包み、新しい藁で固く巻き固めて空気の清浄な所に1週間ばかり吊して作った鮨。飯の代りに自然薯じねんじょをすりつぶしてつめたものもある。紀州田辺の特産。
なわ‐むしろ【縄筵】ナハ‥
縄を編んでつくった筵。
なわ‐め【縄目】ナハ‥
①縄の結び目。縄で結んだところ。
②縄でしばられること。「―に会う」
③瓦の表面についた、平行する細い縄の圧痕。製瓦のとき叩き板に縄を巻きつけるのでできる。縄目文もん。
⇒なわめ‐の‐すじ【縄目の筋】
⇒なわめ‐の‐はじ【縄目の恥】
なわめ‐の‐すじ【縄目の筋】ナハ‥スヂ
(関西地方で)樹木・山形などの地物を目標に、その筋に当たる土地に家を建てると凶事があり、転ぶと病気になるといわれる筋。縄筋。魔筋。
⇒なわ‐め【縄目】
なわめ‐の‐はじ【縄目の恥】ナハ‥ハヂ
罪人として縄をかけられる恥。
⇒なわ‐め【縄目】
なわ‐やかナハヤカ
たけの高いさま。そびやか。〈新撰字鏡2〉
なわ‐やけ・しナハヤケシ
〔形ク〕
たけが高い。そびやかである。〈新撰字鏡1〉
なわ‐やすし【名和靖】
動物学者。美濃(岐阜県)生れ。1896年(明治29)名和昆虫研究所を設立、農作物害虫駆除予防を研究。雑誌「昆虫世界」を発刊。著「貝殻虫図説」「名和日本昆虫図説」など。(1857〜1926)
⇒なわ【名和】
なわ‐ろどう【那波魯堂】‥ハ‥ダウ
(姓はナバとも)江戸中期の儒学者。那波活所かっしょの後裔。姫路の人。京都の岡白駒おかはっくに古学を学び、のちに朱子学を信奉。晩年は徳島藩儒。著「学問源流」など。(1727〜1789)
⇒なわ【那波】
広辞苑 ページ 14802 での【○縄に掛かる】単語。