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なわ‐ろどう【那波魯堂】‥ハ‥ダウ🔗🔉

なわ‐ろどう那波魯堂‥ハ‥ダウ (姓はナバとも)江戸中期の儒学者。那波活所かっしょの後裔。姫路の人。京都の岡白駒おかはっくに古学を学び、のちに朱子学を信奉。晩年は徳島藩儒。著「学問源流」など。(1727〜1789) ⇒なわ【那波】 ○縄を入れるなわをいれる 田畑を測量するために縄張をする。縄入れをする。 ⇒なわ【縄】 ○縄を打つなわをうつ ①縄張をする。 ②縄入れをする。田畑を測量する。 ③縄を掛けてしばる。 ⇒なわ【縄】 ○縄を掛けるなわをかける ①縄でしばる。「積み荷に―」 ②罪人を捕らえる。捕縛ほばくする。お縄にする。 ⇒なわ【縄】 ○縄を結ぶなわをむすぶ ⇒けつじょう(結縄) ⇒なわ【縄】 ○名を揚げるなをあげる 名声を世にあらわす。有名になる。「身を立て―」 ⇒な【名】 ○名を埋むなをうずむ [漢書翟方進伝]名を知られないようにする。名を残さない。 ⇒な【名】 ○名を売るなをうる [後漢書逸民伝序]名が世間に知れ渡るようにする。虚名を世間にひろめる。売名。 ⇒な【名】 ○名を得るなをえる 名声を得る。有名になる。源氏物語紅葉賀「この世に名をえたる舞のをのこども」 ⇒な【名】 ○名を惜しむなをおしむ 名前や名声が汚れるのを残念に思う。万葉集12「名を惜しみ人に知らえず恋ひ渡るかも」 ⇒な【名】 ○名を折るなをおる なおれとなる。名誉をきずつける。名をけがす。堀河百首「いかにして名折るばかりにこらしめむ」 ⇒な【名】 ○名を借りるなをかりる ①他人の名義を用いる。 ②自分の行為を正当化するための口実とする。「視察に名を借りた慰安旅行」 ⇒な【名】 ○名を腐すなをくたす 名誉をけがす。評判をおとす。源氏物語絵合「業平が名をやくたすべき」 ⇒な【名】 ○名を汚すなをけがす 名誉・名声に反する行いをして、評判をおとす。「母校の―」 ⇒な【名】 ○名を沈むなをしずむ (→)「名を腐くたす」に同じ。源氏物語絵合「伊勢をの海士あまの名をや沈めむ」 ⇒な【名】 ○名を雪ぐなをすすぐ 汚名をすすぐ。名誉を回復する。「名をそそぐ」とも。 ⇒な【名】 ○名を捨てて実を取るなをすててじつをとる 名声よりも実利をえらぶ。体面や名目については譲っても実質を得る方がよいということ。 ⇒な【名】 ○名を正すなをただす ①正邪を判断する。源氏物語須磨「名をばただすの神にまかせて」 ②[論語子路]君臣・父子などの名分を正しくする。 ⇒な【名】 ○名を立てるなをたてる ①名声を揚げる。万葉集19「ますらをは名をし立つべし」 ②評判を立てる。源氏物語柏木「あるまじき名をも立ち、我も人も安からぬ乱れ出でくるやうも」 ⇒な【名】 ○名を保つなをたもつ 名声を保持する。千載和歌集釈教「嬉しくぞ―だに仇ならぬみのりの花に実を結びける」 ⇒な【名】 ○名を竹帛に垂るなをちくはくにたる [後漢書鄧禹伝](竹帛は書物、転じて歴史)名を史上に留めて永く後世に伝える。歴史に残るような功績を立てる。功名を竹帛に垂る。 ⇒な【名】 ○名を散らすなをちらす 名声を世に知らせる。また、浮き名を立てる。源氏物語紅梅「花もえならぬ名をや散らさむ」 ⇒な【名】 ○名を釣るなをつる [管子法法]名声を得ようとする。虚名を売る。新葉和歌集「代々の跡に名をのみ釣りてかひなきは」 ⇒な【名】 ○名を遂げるなをとげる 名声を十分にあげる。新撰六帖2「名を遂げてこそ入りこもるなれ」 ⇒な【名】 ○名を留めるなをとどめる (→)「名を残す」に同じ。新古今和歌集「名をだにもさは留めおきて」。「歴史に―」 ⇒な【名】 ○名を取るなをとる 評判を取る。有名になる。源氏物語明石「世に名を取れる人々」 ⇒な【名】 ○名を流すなをながす 名声を世に伝わらせる。評判を立てる。竹取物語「汝らが君の使と名を流しつ」 ⇒な【名】 ○名を成すなをなす [易経繋辞下]よい評判を立てられて有名になる。「画家として―」 ⇒な【名】 ○名を偸むなをぬすむ 実力がないのに、名声を得る。 ⇒な【名】 ○名を残すなをのこす 歴史に残るような功績を立てる。名をとどめる。源氏物語絵合「名を残しける古き心をいふに」。「末代に―」 ⇒な【名】 ○名を辱めるなをはずかしめる 名声をきずつける。「親の―」 ⇒な【名】 ○名を馳せるなをはせる 名が広く知られる。「画壇の奇才として名を馳せた」 ⇒な【名】 ○名を振るうなをふるう 名声をひびかせる。賀茂保憲女集「かしこき鷹と名をふるひ」 ⇒な【名】

広辞苑 ページ 14803 での那波魯堂単語。