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にご・る【濁る】🔗⭐🔉
にご・る【濁る】
〔自五〕
①純粋・透明なものに他の物質が混ざって不純・不透明になる。万葉集3「験なき物を思はずは一坏の―・れる酒を飲むべくあるらし」。「空気が―・る」「水が―・る」
②物事が純粋・潔白でなくなる。清らかさ・正しさが失われる。煩悩が生ずる。源氏物語宿木「大方の世をも思ひ離れて澄みはてたりし方の心も―・りそめにしかば」。「―・った世相」
③色彩・音声などが鮮明でなくなる。「ピアノの音が―・る」「―・った色」
④濁音になる。また、濁点をうつ。徒然草「行法も法の字をすみていふ、わろし。―・りていふ、と清閑寺僧正仰せられき」。「この字は―・って読む」
広辞苑 ページ 14916 での【濁る】単語。