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○糠味噌が腐るぬかみそがくさる🔗🔉

○糠味噌が腐るぬかみそがくさる 歌い声の悪いのや調子はずれなのをあざけっていう語。「味噌が腐る」とも。 ⇒ぬか‐みそ【糠味噌】 ぬかみそ‐くさ・い糠味噌臭い】 〔形〕 ①糠味噌の匂いがする。 ②世帯じみた感じである。 ⇒ぬか‐みそ【糠味噌】 ぬかみそ‐じる糠味噌汁】 古い糠味噌をすり、煮出し汁でのばして汁に仕立てたもの。転じて、甚だしい粗食の意。 ⇒ぬか‐みそ【糠味噌】 ぬかみそ‐づけ糠味噌漬】 糠味噌に漬けた漬物。ぬかづけ。どぶづけ。 ⇒ぬか‐みそ【糠味噌】 ぬかみそ‐にょうぼう糠味噌女房‥バウ (糠味噌のにおいがしみついている妻の意から)家事に追い回されているだけで何の見ばえもしない妻。また、自分の妻の謙称。 ⇒ぬか‐みそ【糠味噌】 ぬか‐や糠屋】 籾糠もみぬかなどを貯蔵する家の一隅または納屋なやぬか‐よろこび糠喜び・糠悦び】 あてがはずれて、よろこびが無駄になること。また、そのようなつかの間の喜び。小糠祝い。風流志道軒伝「大人どもは月夜に釜―の口々に」。「―に終わった」 ぬからぬ‐かお抜からぬ顔‥カホ ①油断のない顔つき。醒睡笑「―したる男、大名のもとへ参る」 ②何事もそ知らぬ顔つき。 ぬかり抜かり】 ておち。てぬかり。油断。南総里見八犬伝25「そこらに―あらずかし」。「作戦に―はない」 ⇒ぬかり‐もの【抜かり者】 ぬかり泥濘】 ぬかること。地上の泥ぶかいこと。為尹ためただ千首「道の―のかわく間もなし」 ⇒ぬかり‐み【泥濘】 ぬかり‐み泥濘(→)「ぬかるみ」に同じ。 ⇒ぬかり【泥濘】 ぬかり‐もの抜かり者】 ぼんやり者。うっかり者。まぬけ。〈日葡辞書〉 ⇒ぬかり【抜かり】 ぬか・る抜かる】 〔自五〕 ①油断して仕損じる。気付かないで失敗する。「手ごわいぞ、―・るな」 ②時期を失する。ぐずぐずする。また、だらしなくなる。胆大小心録「女色には―・らしやまして」 ぬか・る泥濘る】 〔自五〕 雨・雪などの後、地面が水を含んで泥ぶかくなる。泥深くて歩きにくい。ぬかるむ。「霜どけで道が―・る」 ぬかる‐み泥濘】 ぬかっているところ。泥ぶかい所。ぬかりみ。「―に足を突っ込む」 ぬかる・む泥濘む】 〔自五〕 「ぬかる(泥濘)」に同じ。「道が―・む」

広辞苑 ページ 15144 での○糠味噌が腐る単語。