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○鼠が塩を引くねずみがしおをひく🔗⭐🔉
○鼠が塩を引くねずみがしおをひく
きわめて少量ずつで目立たなくても、つもりつもって大量となるたとえ。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐かべ【鼠壁】
鼠色に塗った壁。歌舞伎、お染久松色読販「正面―、よき所に鬼門喜兵衛」
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐がみ【鼠紙】
鼠色の漉すき返しの紙。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐きど【鼠木戸】
①江戸時代、劇場などの木戸に作られた一般観客の入るせまい格子戸。
②(→)「ねずみど」1に同じ。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐くい【鼠食い】‥クヒ
鼠の食い破ったところ。日本永代蔵5「柿染の夏羽織、袖の―を見えぬやうにつぎを当て」
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐ぐら【鼠倉】
鼠の害や水難を防ぐため柱脚を高く構え、また鼠返しを設けた倉。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐げ【鼠毛】
馬の毛色の名。鼠色のもの。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐こう【鼠講】‥カウ
会員を鼠算式に拡大させることを条件として、加入者に対して加入金額以上の金銭その他の経済上の利益を与える一種の金融組織。投機性が強いので法律で禁止。連鎖配当組織。無限連鎖講。→マルチ商法。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみこぞう【鼠小僧】
江戸末期の盗賊。名は次郎吉。背が低く身軽で、武家屋敷奥向にのみ忍び入ったという義賊。1832年(天保3)獄門に処せられた。小説・講談・戯曲などの題材となる。
ねずみ‐ごち【鼠鯒】
ネズッポ科の海産の硬骨魚。全長約20センチメートル。鱗はなく体は上部淡褐色で複雑な斑紋を有し、下部は白色。南日本産。てんぷらの材料。ネズッポ。メゴチ。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐ごっこ【鼠ごっこ】
子供の遊びの一つ。二人互いに手の甲の皮をつまみ、下の手をはずしてまた上をつまむことをくりかえす。いたちごっこ。くまんばち。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐ごめ【鼠米】
鼠の臭気のある米。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐こもん【鼠小紋】
鼠色の小紋。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐ころし【鼠殺し】
鼠を殺すのに用いる毒薬。→石見いわみ銀山2。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐ごろも【鼠衣】
鼠色の法衣。傾城色三味線「―着たる出家」
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐こんじょう【鼠根性】‥ジヤウ
鼠のように狡猾こうかつな根性。御伽草子、猫の草子「―とて人の憎む奴にて候」
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐さし【鼠刺】
〔植〕(→)ネズの異称。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐ざめ【鼠鮫】
ネズミザメ科の海産の軟骨魚。全長3メートル。太平洋北部に分布し、普通は外洋の表層を遊泳、サケ・マス類を貪食。胎生。モウカザメ。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐ざん【鼠算】
①和算で、「正月に雌雄2匹の鼠が12匹の子を生み、2月には親子いずれも12匹の子を生み、毎月かくして12月に至れば、鼠の数は、2×712の算式により、276億8257万4402匹の大数になる」というような問題。鼠の子算用。
②物が複利的に急速に増加する場合のたとえ。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐せん【鼠銑】
(破面が鼠色を呈するからいう)銑鉄の一種。炭素含有量3.7パーセント内外の鉄で、炭素を黒鉛の状態で含む。軟質で流動性が大きく、小型鋳物に適し、鑢やすり仕上げができる。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐たけ【鼠茸】
(→)ホウキタケの別称。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐ちゃ【鼠茶】
鼠色を帯びた茶色。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐つき【鼠突き】
槍術などの未熟なこと、また、その槍を卑しめていう語。浄瑠璃、堀川波鼓「なんのこれが―、鼓の胴こそ握るとも槍の柄握る習ひは知らじ」
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐ど【鼠戸】
①木戸や門扉に設けてある小さいくぐり戸。太平記27「中門の口打つ程に成りぬれば、―の口も塞ふさがりて入るべき方もなし」
②(→)「ねずみきど」1に同じ。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみど‐ぜに【鼠戸銭】
劇場の木戸銭。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐とり【鼠取り・鼠捕り】
①鼠を捕らえ殺すこと。また、それに使う器具・薬剤。
②(鼠を捕食するからいう)アオダイショウの別称。
③俗に、警察のスピード違反取締りをいう。
⇒ねずみ【鼠】
ねずみ‐なき【鼠鳴き】
(→)「ねずなき」に同じ。浮世草子、好色三代男「―して手をたたけば、三人とも走り寄るさま」
⇒ねずみ【鼠】
広辞苑 ページ 15233 での【○鼠が塩を引く】単語。