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ねり‐こう【練香・煉香】‥カウ🔗⭐🔉
ねり‐こう【練香・煉香】‥カウ
各種の香料を練り合わせて、好みの芳香を創り出したもの。沈香のほか、薫陸くんろくや没薬もつやくなどの樹脂の香、麝香じゃこう・竜涎りゅうぜん香などの動物質の香、および貝香(甲香こうこう)を、いずれも粉末にして調合し、蜜や糖などで練り合わせる。平安初期以来の代表的な薫物たきものは梅花・荷葉・菊花・落葉・侍従・黒方くろほうなど。同名の薫物でも、香料の合量・合せ方・熟成法などはそれぞれ異なり、秘法を競った。→合薫物あわせたきもの
広辞苑 ページ 15289 での【練香】単語。