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○念の過ぐるは無念ねんのすぐるはぶねん🔗⭐🔉
○念の過ぐるは無念ねんのすぐるはぶねん
念を入れ過ぎると、かえって注意の行き届かないのと同じことになる。
⇒ねん【念】
ねん‐の‐ため【念の為】
いっそう注意をうながし、たしかめるため。「―に繰り返します」
ねん‐ぱい【年輩・年配】
①見たところの年齢。としごろ。「同―」
②世間のことによく通じた相当の年ごろ。中年。「―の紳士」「―者」
ねん‐ばつ【年伐】
年々の伐採。→輪伐
ねん‐ばらい【年払い】‥バラヒ
年額を定めて支払うこと。年賦。
⇒ねんばらい‐ほけん【年払保険】
ねんばらい‐ほけん【年払保険】‥バラヒ‥
保険期間中、年ごとに保険料を支払う保険。
⇒ねん‐ばらい【年払い】
ねん‐ばらし【念晴し】
執念または疑念をはらすこと。歌舞伎、幼稚子敵討おさなごのかたきうち「いつそ言はぬが―」
ねん‐ばん【年番】
1年ごとに交代して執務すること。また、その番に当たっている人。
ねんばん‐がん【粘板岩】
堆積岩の一種。泥(特に粘土)が固結して生じた暗灰ないし黒色緻密の岩石が弱変成したもので、薄く剥げやすい。スレート・石盤・硯石などに用いる。
ねん‐び【年尾】
1年の終り。年末。
ねん‐び【燃眉】
(→)焦眉しょうびに同じ。
ねん‐ぴ【燃費】
①1リットルの燃料で車が何キロメートル走れるかを示す燃料消費率。「―のいい自動車」
②燃料費。「―を節約する」
ねんぴかんのんりき‐とうじんだんだんね【念彼観音力刀尋段段壊】‥クワンオン‥タウ‥ヱ
〔仏〕法華経普門品中の偈げ。かの観音の力を念ずる時は、怨敵に刀の害を加えられても、その身は害せられず、かえって敵の刀が寸断に折れこわれるという意。刀尋段段壊。
ねんびゃく‐ねんじゅう【年百年中】‥ヂユウ
(→)「年が年中」に同じ。
ねん‐ぴょう【年表】‥ペウ
歴史上の出来事を年月日順に記載した表。「世界史―」
ねん‐ぷ【年賦】
納付または返済すべき金額を年額いくらと割り当てて払うこと。年払い。「―金」
ねん‐ぷ【年譜】
個人一代の履歴を年代順に記した記録。「漱石の―」
ねん‐ぶつ【念仏】
心に仏の姿や功徳くどくを観じ、口に仏名を唱えること。善導や法然の浄土教では、特に阿弥陀仏の名号を称えることをいい、それにより、極楽浄土に往生できるという。↔諸行しょぎょう2。
⇒ねんぶつ‐おうじょう【念仏往生】
⇒ねんぶつ‐おどり【念仏踊】
⇒ねんぶつ‐こう【念仏講】
⇒ねんぶつ‐ざんまい【念仏三昧】
⇒ねんぶつ‐じゃく【念仏尺】
⇒ねんぶつ‐しゅう【念仏宗】
⇒ねんぶつ‐せん【念仏銭】
⇒ねんぶつ‐ぢから【念仏力】
⇒ねんぶつ‐とう【念仏刀】
⇒ねんぶつ‐どう【念仏堂】
⇒ねんぶつ‐の‐くちあけ【念仏の口明け】
⇒ねんぶつ‐の‐くちどめ【念仏の口止め】
⇒ねんぶつ‐もん【念仏門】
ねんぶつ‐おうじょう【念仏往生】‥ワウジヤウ
阿弥陀仏をたのみ、その名号を称えて極楽往生を遂げること。↔諸行往生。
⇒ねん‐ぶつ【念仏】
ねんぶつ‐おどり【念仏踊】‥ヲドリ
(→)踊念仏に同じ。またその芸能化したもの。→盆踊→阿国おくに歌舞伎。
⇒ねん‐ぶつ【念仏】
ねんぶつ‐こう【念仏講】‥カウ
①念仏宗信者の会合、すなわち念仏の講中。毎月当番の家に集まって念仏を勤め、掛金を積み立てて会食・葬儀の費用に当てた。世間胸算用4「―中間の布に利をとるなどは」
②(隠語)婦女子を輪姦すること。梅暦「お娘を正座に取り巻いて―をはじめるつもり」
⇒ねん‐ぶつ【念仏】
ねんぶつ‐ざんまい【念仏三昧】
一心に仏身を観念し、または、一心に仏名を唱えること。念仏をして日を過ごすこと。
⇒ねん‐ぶつ【念仏】
ねんぶつ‐じゃく【念仏尺】
(伊吹山で発掘した念仏塔婆に刻された尺度に模したからいう)工匠の用いた竹尺の一種。京都で作られ、曲尺かねじゃくの1尺2厘に当たる。ねんぶつざし。
⇒ねん‐ぶつ【念仏】
ねんぶつ‐しゅう【念仏宗】
阿弥陀仏の救いを信じ、その仏名を称えて、浄土に往生することを願う仏教宗派。融通念仏宗・浄土宗・浄土真宗・時宗など。念仏門。
⇒ねん‐ぶつ【念仏】
ねんぶつ‐せん【念仏銭】
南無阿弥陀仏の名号を鋳出した絵銭えせん。
⇒ねん‐ぶつ【念仏】
ねんぶつ‐ぢから【念仏力】
念仏を力と頼むこと。また、その力。浄瑠璃、山崎与次兵衛寿の門松「心静かに看経かんきんせうと、―の後ろ姿」
⇒ねん‐ぶつ【念仏】
ねんぶつ‐とう【念仏刀】‥タウ
浅井長政の家臣、百々内蔵介どどくらのすけが所持した刀の異名。罪人を斬った時、斬り口が吸い付いて離れず、念仏を唱えてから二つに分かれたのでいう。
⇒ねん‐ぶつ【念仏】
ねんぶつ‐どう【念仏堂】‥ダウ
念仏を修行するため寺院内に設けた堂。
⇒ねん‐ぶつ【念仏】
ねんぶつ‐の‐くちあけ【念仏の口明け】
正月になって初めて仏を祭って念仏する日。関西地方でいう。
⇒ねん‐ぶつ【念仏】
ねんぶつ‐の‐くちどめ【念仏の口止め】
12月のある日に仏の祭納めをすること。この日以後、正月の念仏の口明けの日までは念仏を唱えない。
⇒ねん‐ぶつ【念仏】
ねんぶつ‐もん【念仏門】
①念仏して浄土に往生する法門。浄土門。
②(→)念仏宗に同じ。
⇒ねん‐ぶつ【念仏】
ねん‐ぶん【年分】
①1カ年に相当する分。1年分。
②年分度者の略。三宝絵詞「延暦の年に―を申し置き」
⇒ねんぶん‐どしゃ【年分度者】
ねんぶん‐どしゃ【年分度者】
平安初期、仏教各宗の諸大寺で、毎年人数を定めて学業を試験して得度とくど者を許し、その後、沙弥行を修し、授戒後12〜16年間、所定の経・論を学ばせたもの。年料度者。年分学生がくしょう。年分者。年分。
⇒ねん‐ぶん【年分】
ねん‐べつ【年別】
年によって区別すること。
⇒ねんべつ‐よさん【年別予算】
ねんべつ‐よさん【年別予算】
毎年1カ年を期間として制定する予算。
⇒ねん‐べつ【年別】
ねん‐ぽ【年甫】
年のはじめ。年始。日葡辞書「ネンポノギョケイ(御慶)メデタクソロ」
ねん‐ぽう【年俸】
年ごとに定めた俸給。また、1年分の俸給。「―制」
ねん‐ぽう【年報】
事業・研究などに関して年1回定期的に出す報告書。
ねん‐まえ【年前】‥マヘ
年季の明けるまえ。好色一代男6「名残惜しきは今少しの―」
ねん‐まく【粘膜】
消化管・気道・泌尿生殖道などの管や腔所の内面をおおう柔らかい湿った上皮。常に表面に粘液を分泌している。
⇒ねんまく‐がん【粘膜癌】
ねんまく‐がん【粘膜癌】
粘膜上皮に発生した癌が粘膜にひろがり、粘膜内にとどまっているもの。粘膜内癌。
⇒ねん‐まく【粘膜】
ねん‐まつ【年末】
としのすえ。としのくれ。歳末。〈[季]冬〉。「―年始」
⇒ねんまつ‐しょうよ【年末賞与】
⇒ねんまつ‐ちょうせい【年末調整】
ねんまつ‐しょうよ【年末賞与】‥シヤウ‥
官庁・会社などで、毎月の給料とは別に、年末に支給する特別な給与。
⇒ねん‐まつ【年末】
ねんまつ‐ちょうせい【年末調整】‥テウ‥
給与所得の支払者が、年末に1年間の給与総額に対する所得税額を算出し、源泉徴収済みの税額の合計と比較して納税額の過不足を精算すること。
⇒ねん‐まつ【年末】
ねん‐もう【念望】‥マウ
ねがい。のぞみ。日葡辞書「ネンマウヲトグル」
ねん‐もう【粘毛】
植物の若葉・萼がくなどにあって、粘液を分泌する毛。→腺毛
広辞苑 ページ 15316 での【○念の過ぐるは無念】単語。