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いん‐が【因果】‥グワ🔗⭐🔉
いん‐が【因果】‥グワ
①〔仏〕
㋐直接的原因(因)と間接的条件(縁)との組合せによってさまざまの結果(果)を生起すること。今昔物語集4「仏法を悟り―を知りて極楽に往生する」
㋑特に、善悪の業ごうによってそれに相当する果報を招くこと。また、その法則性。太平記2「―に依つて田夫は沙門と生れ、蛙は波羅奈国の大王と生れ」
㋒悪業の果報である不幸な状態。不運なめぐり合せ。昨日は今日の物語「いかなる―にて我らはかやうにあさましき事や」。「これも―とあきらめる」「―な話」
②原因と結果。
⇒いんが‐おうほう【因果応報】
⇒いんが‐かんけい【因果関係】
⇒いんが‐きょう【因果経】
⇒いんが‐ざらし【因果晒し】
⇒いんが‐せい【因果性】
⇒いんが‐と【因果と】
⇒いんが‐にん【因果人】
⇒いんが‐の‐おぐるま【因果の小車】
⇒いんが‐ほうそく【因果法則】
⇒いんが‐もの【因果者】
⇒いんが‐りつ【因果律】
⇒因果の胤を宿す
⇒因果は皿の縁
⇒因果を含める
広辞苑 ページ 1538 での【因果】単語。