複数辞典一括検索+

のぞ・く【覗く・覘く・臨く】🔗🔉

のぞ・く覗く・覘く・臨く】 [一]〔他五〕 ①間を隔てる障害をとりのけて見る。小さなすきまや穴などを通して様子をうかがう。かいまみる。源氏物語紅葉賀「うへは御袿みうちき果てて、御障子の内より―・かせ給ひけり」。天草本平家物語「おそろしながら、―・いて見れば」。「部屋の中を―・く」「顕微鏡を―・く」 ②わずかに一部分だけを見る、または、知る。醒睡笑「伊勢の国を―・きたる事もなうて、いくたびも参宮したるよしはなす者あり」。「古本屋を―・く」 ③高い所からからだをのりだして見おろす。「谷底を―・く」 [二]〔自五〕 ①それに向かって見えやすい位置を占める。見やすい体勢をとる。のぞむ。源氏物語帚木「人々、渡殿より出でたる泉に―・きゐて酒飲む」。源氏物語椎本「水に―・きたる廊に」 ②一部分が外に出ている。一部が外から見える。「白い歯が―・いている」

広辞苑 ページ 15402 での覗く単語。