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○馬鹿の一つ覚えばかのひとつおぼえ🔗🔉

○馬鹿の一つ覚えばかのひとつおぼえ 一つの事だけをおぼえて、それをどんな場合でも得意になってふりまわすことをあざけっていう言葉。同じことを繰り返す時の言い分けにも使う。 ⇒ばか【馬鹿・莫迦】 ばか‐のり馬鹿海苔】 寒かんをすぎて、2〜3月ごろに採る海苔。質が劣り値が安い。 はか‐ば墓場】 墓のある場所。墓所。ぼち。 ぱか‐ぱか ①馬が走るときのひづめの音。「馬車が―とやって来る」 ②薄い金属板などがしなって立てる音。「缶詰のふたが―する」 ③隙間があったり大きすぎたりして空気が出入りする音。また、そのさま。「―の靴」 はかばか‐し・い捗捗しい】 〔形〕[文]はかばか・し(シク) (ハカは、仕上げようと予定した作業の進捗状態。「はか」が顕著であるの意) ①効果のあがるさまである。物事がよい方にはかどっている。源氏物語末摘花「まことは、かやうの御ありきには随身がらこそ―・しき事もあるべけれ」。「―・い進歩が見られない」 ②きわだっている。はっきりしている。また、はきはきしている。宇津保物語俊蔭「―・しくも身の上をえ知り侍らず」。源氏物語帚木「はかなき花紅葉といふも、折節の色合つきなく―・しからぬは、つゆの栄なく消えぬるわざなり」。源氏物語桐壺「―・しうも宣はせやらずむせ返らせ給ひつつ」。「―・い返事がない」 ③しっかりしていて、たのみにできる。たのもしい。源氏物語桐壺「―・しう後見思ふ人もなきまじらひは、なかなかなるべき事と思ひ給へながら」 ④(花鳥風月や遊びごとに対して)実務面に堪能である。源氏物語藤袴「おほやけ事などにも、おぼめかしからず、―・しくて」 ⑤立派で、れっきとした地位にある。徒然草「この魚おのれら若かりし世までは―・しき人の前へ出づること侍らざりき」 ⑥したたかである。ふてぶてしい。謡曲、悪源太「正しき主の重盛を捨てて、行方も知らず逃げしやつが討手とは―・しや」 ばかばか‐し・い馬鹿馬鹿しい】 〔形〕 ①いたって馬鹿らしい。「―・いので相手にしない」 ②程度をすごしている。甚だしい。泉鏡花、小春の狐「―・く安いではないか」

広辞苑 ページ 15632 での○馬鹿の一つ覚え単語。