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はっ‐き【八旗】🔗🔉

はっ‐き八旗】 清朝の兵制。満州族の行政・社会組織でもあった。清の太祖(ヌルハチ)が制定。全満州族を旗色によって正黄・正白・正紅・正藍・鑲黄じょうこう(黄地に紅色のふちどり)・鑲白・鑲紅・鑲藍の八旗に編成し、男300人を1ニル(佐領)、5ニルを1ジャラン(参領)、5ジャランを1グサ(旗)とした。その子太宗になって、前記八旗のほかに蒙古八旗・漢人八旗を編成。世祖が北京に遷都した後は八旗兵を禁旅・駐防の二つに大別、禁旅は満州八旗を主とし北京に駐在させ、駐防は外省・各城に分駐させた。

広辞苑 ページ 15863 での八旗単語。