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はばかり【憚り】🔗🔉

はばかり憚り】 ①はばかること。おそれつつしむこと。遠慮。源氏物語「斎宮のまだ本の宮におはしませば、榊さかきの―にことづけて心やすくも対面し給はず」。源氏物語桐壺「ももしきに行きかひ侍らむことは、ましていと―多くなむ」。「―なく言う」 ②差支えがあること。支障。さしさわり。源氏物語賢木「齢の程よりは、世をまつりごたむにも、をさをさ―あるまじうなむ」 ③「はばかりさま」の略。浮世風呂2「これはお―、いただきますよ」 ④便所に行くこと。また、便所。 ⇒はばかり‐がお【憚り顔】 ⇒はばかり‐さま【憚り様】 ⇒はばかり‐ながら【憚り乍ら】

広辞苑 ページ 16020 での憚り単語。