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○羽振りを利かせるはぶりをきかせる🔗🔉

○羽振りを利かせるはぶりをきかせる 地位・勢力などを利用して思うように振る舞う。幅を利かせる。 ⇒は‐ぶり【羽振り】 はふ・る放る】 [一]〔他四〕 (ハブルとも)流離させる。続日本紀31「―・り賜はず失ひ賜はず」 [二]〔自下二〕 (つながれたものがはなれる意から)零落し放浪する。おちぶれる。大和物語「親なくなりて後とかく―・れて」 はふ・る屠る】 〔他四〕 (→)「ほふる」に同じ。古事記「その蛇おろちを切り散はふり」 はふ・る溢る】 〔自四・下二〕 水があふれる。あふれこぼれる。万葉集11「葦鴨のすだく池水―・るとも」。崇神紀「屍骨ほねさわに―・れたり」 は‐ふ・る羽振る・翥る】 〔自四〕 鳥が羽を振って飛びかける。はばたきする。また、鳥が羽を振るように立つ浪・風の形容。万葉集6「朝―・る浪の音さわき」 はぶ・る葬る】 〔他四〕 (「はふる(放)」と同根) ①死骸を土中に埋めるために野辺に送る。埋葬する。万葉集2「神はぶり―・りいまして」 ②火葬にする。古今著聞集2「薪を積みて―・りて」 バブルbubble】 ①泡あわ。気泡。泡沫ほうまつ。 ②転じて、実体のない見せかけだけのもの。 ⇒バブル‐けいざい【バブル経済】 バブル‐けいざいバブル経済】 投機によって生ずる、実態経済とかけはなれた相場や景気。近年の日本では、1980年代後半〜90年代初頭にかけて起こった地価・株価の高騰をいう。 ⇒バブル【bubble】 パフレヴィー‐ちょうパフレヴィー朝‥テウ イランの王朝。第一次大戦後、レザー=シャー=パフレヴィー(Reḍā Shāh Pahlevī1878〜1944)により創始。1960年代以降、アメリカの援助のもとに近代化を推進したが、革命により79年、2代にして打倒された。パーレヴィ朝。(1925〜1979) はふれ‐う・す放れ失す】 〔自下二〕 おちぶれてどこかへ行ってしまう。姿が見えなくなる。蜻蛉日記「今は―・せにけむとこそ見しか」 ば‐ふん馬糞】 馬の糞。まぐそ。 ⇒ばふん‐うに【馬糞海胆】 ⇒ばふん‐し【馬糞紙】 ばふん‐うに馬糞海胆】 オオバフンウニ科のウニ。殻は径4センチメートル以下の球状で、表面に暗緑色の短い刺が密生して馬糞を思わせる。磯の石の下にすむ。産卵期は1〜3月で、生殖巣は美味。東北地方以南に分布。北海道にはエゾバフンウニが多産する。 ⇒ば‐ふん【馬糞】 ばふん‐し馬糞紙】 ①裏打ちなどに用いる下等な紙。〈運歩色葉集〉 ②ボール紙の一種。藁わらを原料とした最も普通の板紙。黄板紙。 ⇒ば‐ふん【馬糞】 は‐へい派兵】 軍隊を派遣すること。出兵。「海外―」 パペーテPapeete】 太平洋南東部、タヒチ島の中心都市。フランス領ポリネシアの首都で、観光の拠点。人口12万5千(2001)。 は‐へき破壁】 やぶれた壁。こわれた壁。太平記38「相如が―風寒くして」 は‐べつ派別】 ①わかれて別々になること。分派。 ②流派によってわけること。 バベッジCharles Babbage】 イギリスの数学者。天文学会・大英協会・ロンドン統計学会を設立。コンピューターの原型「解析機械」を構想、またORの先駆者。(1792〜1871) はべ‐めり (ハベルメリの音便形ハベンメリのンの表記されなかった形)…ようです。蜻蛉日記「不定なる事どもはべめれば」 はべ・り侍り】 [一]〔自ラ変〕 (ハ(這)ヒアリの約。神仏・天皇・貴人のそば近くに仕えるものは、両手をついて伺候したのによる語) ①神仏・天皇・貴人に伺候する。お仕えする。枕草子56「御前の方に向かひてうしろざまに、誰々か―・ると問ふ」 ②「あり」「居り」を丁寧にいう語。存在・指定の意を表す。鎌倉時代以後は雅文的表現として用いられた。 ㋐あります。ございます。竹取物語「この幼き者はこはく―・るものにて」。源氏物語桐壺「いともかしこきは身の置き所も―・らず」。源氏物語帚木「さは―・らぬか、といへば中将うなづく」。方丈記「治承四年水無月の比、にはかに都遷り―・りき」 ㋑おります。古今和歌集哀傷「女の親の思ひにて山寺に―・りけるを」。源氏物語夕顔「むかし見給へし女房の尼にて―・る東山の辺に移し奉らむ」 [二]〔助動〕 (活用はラ変型。[活用]ら/り/り/る/れ/れ) ①動詞およびある種の助動詞の連用形に付いて、聞き手に対する丁寧の意を表す。この用法は平安時代末にはなくなり、代わって「さうらふ」が用いられた。…ます。源氏物語「なかなか今は何をたのみてか怠り―・らむ」。源氏物語末摘花「心にかなはぬ由をのみ聞えすさび―・れば」 ②鎌倉時代以後、1の用法が忘れられて雅文的表現として用いられた。方丈記「さるべき物のさとしかなどぞ疑ひ―・りし」 はべり‐とう・ぶ侍り給ぶ‥タウブ ⇒とうぶ(給ぶ)2㋑ はべ・る侍る】 〔自五〕 傍にひかえる。「宴席に―・る」→はべり(ラ変) バベル‐の‐とうバベルの塔‥タフ (The Tower of Babel) ①(バベルはバビロンのこと)ノアの大洪水後、人々が築き始めた天に達するような高塔。神は人間の自己神格化の傲慢を憎み、人々の言葉を混乱させ、その工事を中止させたという。(旧約聖書創世記11章) ②転じて、実現の可能性のない架空的な計画。 バベルマンデブBāb al-Mandab】 アラビア半島南端とアフリカの角との間にあって、紅海とアデン湾とを結ぶ海峡。特にスエズ運河の開通以降、地中海とインド洋とを結ぶ海運の要衝。 は‐へん歯偏】 漢字の偏の一つ。「齟」「齬」などの偏の「歯(齒)」の称。 は‐へん破片】 こわれたもののかけら。「弾の―」 は‐べん ⇒はんぺん(半片)2。狂言、宗論「中には―・椎茸・いり昆布・牛蒡の外種々様々の物を下さるる」 ばべん‐そう馬鞭草‥サウ 〔植〕クマツヅラの漢名。〈運歩色葉集〉 パホイホイ‐ようがんパホイホイ溶岩】 (pahoehoe lava)流れやすい玄武岩質の溶岩で、表面が平らで丸みを帯びているもの。波状あるいは縄状に固まる。 は‐ぼうき羽箒‥バウキ 鳥の羽で作った小さい箒。はねぼうき。 は‐ぼうき葉箒‥バウキ 棕櫚しゅろの葉などで作った箒。 はぼう‐ほう破防法‥バウハフ 破壊活動防止法の略称。 は‐ぼく破墨】 水墨画の一技法。淡墨で描いた上に、漸次濃墨を加え、墨色の濃淡や浸潤のおもむきをみせるもの。南宗画では普通の手法。→溌墨はつぼく は‐ぼたん葉牡丹】 アブラナ科の多年草で、園芸上は一年草。ヨーロッパ原産。キャベツの一品種で観賞用。葉の色は白・黄・紫紅・鮮紅・淡紅など。葉は縮緬ちりめん状をなし、牡丹の花のように美しい。正月の装飾として使う。オランダ菜。牡丹菜。〈[季]冬〉 ハボタン 提供:OPO は‐ぼね歯骨】 歯。日葡辞書「ハボネノツヨイヒト」 はぼまい‐しょとう歯舞諸島‥タウ 北海道東端の根室半島納沙布のさっぷ岬の沖合に連なる諸島。水晶・勇留ゆり・志発しぼつ・多楽たらくなどの島から成り、昆布の産地。歯舞村(現在、根室市に編入)の一部であったが、第二次大戦後、ロシア(旧ソ連)の統治下にある。→色丹しこたん ハボローネGaborone】 アフリカ南部、ボツワナ共和国の首都。同国南東端にある。人口28万2千(2001)。ガボローネ。

広辞苑 ページ 16039 での○羽振りを利かせる単語。